1: :2015/05/09(土) 15:17:47.79 ID:
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/150506/ecd1505061716002-n1.htm
給与を伸ばすには3つの方法がある。ひとつは自分が出世することだ。残りの2つは、会社が成長するか、厚遇の会社に移るか。必要なことは大局観をもったキャリアづくりだ。会社頼みでは、必ず行き詰まる。
■山本一郎さんの回答
転職サイト経由で大量採用された人は会社と一緒に沈む
この数年、IT業界ではソーシャルゲーム事業で収益を稼ぐ企業が相次ぎました。しかし、これからの見通しは非常に暗い。
いまは「食えるものは全部食った」という状態です。国内の遊技人口はこれ以上伸びません。
大手企業は何とか海外に活路を見出そうとしましたが、いまだに芽が出ていません。
2年ほど前ならば、中身のあるタイトルに、しっかりと宣伝を加えれば、1000万円の月間売上高が見込める、という世界でした。ところがそういうサイクルが崩れて、一部のタイトルは何十億円も稼ぐ一方、そうではないタイトルは2カ月程度で営業停止になるなど、二極化が進んでいます。
儲かっているのは、本当に限られた特定の数社だけで、下請けを含めたそれ以外の企業にとっては、ゲームはそれほど儲からない、
という状況に落ち着いてきました。これは「ニンテンドーDS」をめぐるビジネスの顛末に似ています。
最近、26歳でゲーム業界から転職を考えているという人から相談を受けました。開発マネージャーとして1200万円の年収を得ているが、経営が行き詰まり、自身の仕事がなくなった。
リストラを迫られているわけではないが、転職を試みたところ、半分以下の年収500万円台のオファーしかもらえない。自分はもう評価されないのだろうか--。
このように業界の好調さにつられて収入が上がることはよくあります。そのとき、いまの収入が自分の実力だと突っ張ると、そのうち取り返しのつかないことになる。私は「いまの年齢で年収が1回下がるというのは、働き手としては、むしろ幸せなことですよ」と助言しました。
ゲーム事業を中心としたIT業界は、博打的な要素が強い。学歴や実力だけではなく、センスや運だけで上に行ける人も結構います。
さらに収入は会社ごとに全然違う。その人がもっているスキルや実力だけで、業界をうまく渡っていくことは難しく、運の要素が大きいと思います。
さらにいえば、業績が好調な会社ほど、内部は硬直化しがちです。キャッシュフローを生み出す事業が明らかならば、その仕組みを回す努力を重ねるだけで、自動的に成果は積み上がっていきます。
その仕事は、深く思考することを求められるわけではないので、残念ながらそこで得た経験は、ほかの会社ではあまり活用できない恐れが強い。
キャリアをうまく生かしている人は、自分が仕事をしているのであって、会社が仕事をしているのではない、と言います。
ほかの会社でも通用するスキルを意図的に磨き、それを外に対してきちんとアピールする。
最近では「オウンドメディア」という言い方もされますが、自分自身がメディアとして周囲の注目を集める。
そのため意図的に業界へ仕掛けていく。そういう人は経営者などの意思決定者の目にとまり、ヘッドハンティングされています。
一方、大量採用を前提とした転職市場から移ってきた人は難しい。そういう人は、いまある仕組みを回すために採られているため、そのためのスキルしか身につきません。好調な時期には厚遇を得られても、会社が不調になれば、前出の相談者のように年収減を迫られます。
具体的には、グリーやDeNAといった企業に新卒や中途で入社した人たちは、意識的なキャリアづくりが必要でしょう。
2社に共通するのはプラットフォームビジネスである点です。いわば携帯電話のiモードと同じ構造ですが、市場がスマートフォンに移行した現在、iモードで頑張っていた会社は軒並み対応が遅れ、事業の縮小を余儀なくされています。
2社には優秀な人材が集まっていますが、それでも事業領域の枠外では、なかなか成功例をつくれずにいる。
業界下位の会社は、より厳しい状況を強いられつつあります。
山本一郎(やまもと・いちろう) 1973年、東京都生まれ。96年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
2000年イレギュラーズアンドパートナーズを設立。著書に『リーダーの値打ち』『情報革命バブルの崩壊』などがある。ブロガーとしても著名。
給与を伸ばすには3つの方法がある。ひとつは自分が出世することだ。残りの2つは、会社が成長するか、厚遇の会社に移るか。必要なことは大局観をもったキャリアづくりだ。会社頼みでは、必ず行き詰まる。
■山本一郎さんの回答
転職サイト経由で大量採用された人は会社と一緒に沈む
この数年、IT業界ではソーシャルゲーム事業で収益を稼ぐ企業が相次ぎました。しかし、これからの見通しは非常に暗い。
いまは「食えるものは全部食った」という状態です。国内の遊技人口はこれ以上伸びません。
大手企業は何とか海外に活路を見出そうとしましたが、いまだに芽が出ていません。
2年ほど前ならば、中身のあるタイトルに、しっかりと宣伝を加えれば、1000万円の月間売上高が見込める、という世界でした。ところがそういうサイクルが崩れて、一部のタイトルは何十億円も稼ぐ一方、そうではないタイトルは2カ月程度で営業停止になるなど、二極化が進んでいます。
儲かっているのは、本当に限られた特定の数社だけで、下請けを含めたそれ以外の企業にとっては、ゲームはそれほど儲からない、
という状況に落ち着いてきました。これは「ニンテンドーDS」をめぐるビジネスの顛末に似ています。
最近、26歳でゲーム業界から転職を考えているという人から相談を受けました。開発マネージャーとして1200万円の年収を得ているが、経営が行き詰まり、自身の仕事がなくなった。
リストラを迫られているわけではないが、転職を試みたところ、半分以下の年収500万円台のオファーしかもらえない。自分はもう評価されないのだろうか--。
このように業界の好調さにつられて収入が上がることはよくあります。そのとき、いまの収入が自分の実力だと突っ張ると、そのうち取り返しのつかないことになる。私は「いまの年齢で年収が1回下がるというのは、働き手としては、むしろ幸せなことですよ」と助言しました。
ゲーム事業を中心としたIT業界は、博打的な要素が強い。学歴や実力だけではなく、センスや運だけで上に行ける人も結構います。
さらに収入は会社ごとに全然違う。その人がもっているスキルや実力だけで、業界をうまく渡っていくことは難しく、運の要素が大きいと思います。
さらにいえば、業績が好調な会社ほど、内部は硬直化しがちです。キャッシュフローを生み出す事業が明らかならば、その仕組みを回す努力を重ねるだけで、自動的に成果は積み上がっていきます。
その仕事は、深く思考することを求められるわけではないので、残念ながらそこで得た経験は、ほかの会社ではあまり活用できない恐れが強い。
キャリアをうまく生かしている人は、自分が仕事をしているのであって、会社が仕事をしているのではない、と言います。
ほかの会社でも通用するスキルを意図的に磨き、それを外に対してきちんとアピールする。
最近では「オウンドメディア」という言い方もされますが、自分自身がメディアとして周囲の注目を集める。
そのため意図的に業界へ仕掛けていく。そういう人は経営者などの意思決定者の目にとまり、ヘッドハンティングされています。
一方、大量採用を前提とした転職市場から移ってきた人は難しい。そういう人は、いまある仕組みを回すために採られているため、そのためのスキルしか身につきません。好調な時期には厚遇を得られても、会社が不調になれば、前出の相談者のように年収減を迫られます。
具体的には、グリーやDeNAといった企業に新卒や中途で入社した人たちは、意識的なキャリアづくりが必要でしょう。
2社に共通するのはプラットフォームビジネスである点です。いわば携帯電話のiモードと同じ構造ですが、市場がスマートフォンに移行した現在、iモードで頑張っていた会社は軒並み対応が遅れ、事業の縮小を余儀なくされています。
2社には優秀な人材が集まっていますが、それでも事業領域の枠外では、なかなか成功例をつくれずにいる。
業界下位の会社は、より厳しい状況を強いられつつあります。
山本一郎(やまもと・いちろう) 1973年、東京都生まれ。96年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
2000年イレギュラーズアンドパートナーズを設立。著書に『リーダーの値打ち』『情報革命バブルの崩壊』などがある。ブロガーとしても著名。
27: :2015/05/09(土) 16:51:02.72 ID:
>>1
にぽん人は搾取されるの好きアル
厳しい態度で緩く搾取すると泣いて喜ぶアルよ
アイドル商法と同じアルね
にぽん人は搾取されるの好きアル
厳しい態度で緩く搾取すると泣いて喜ぶアルよ
アイドル商法と同じアルね
70: :2015/05/09(土) 19:16:25.31 ID:
>>1
>26歳でゲーム業界から転職を考えているという人から相談を受けました。
>開発マネージャーとして1200万円の年収を得ているが、
>経営が行き詰まり、自身の仕事がなくなった。
>リストラを迫られているわけではないが、転職を試みたところ
>半分以下の年収500万円台のオファーしかもらえない。
ゲーム業界の26歳のマネージャーに1000万も与えるわけがない。
>26歳でゲーム業界から転職を考えているという人から相談を受けました。
>開発マネージャーとして1200万円の年収を得ているが、
>経営が行き詰まり、自身の仕事がなくなった。
>リストラを迫られているわけではないが、転職を試みたところ
>半分以下の年収500万円台のオファーしかもらえない。
ゲーム業界の26歳のマネージャーに1000万も与えるわけがない。
2: :2015/05/09(土) 15:20:06.13 ID:
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所詮
ガチャ
じゃねえかよっ!!!!!
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