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170 名前: 投稿日: 03/08/28 23:34 ID a6g4ryHm
それにそのワンちゃんには、ちゃんと鎖が繋がれているのも判って、
私は、安心しました。
あと記憶の中に昔飼っていたワンちゃんの中にシェパードが居たこと、
そういうことが過ぎって、もしかしたらと思った瞬間でした。

そのワンちゃんが、私に突進してきたんです。もう一瞬でした。
あの一瞬は、恐怖を感じる暇もなかったです。
あっと思った時には、ワンちゃんの突進に気が付いた時には、
私は、その場に倒されていたんだと思います。
何が起きたのか判らなかったです。

視界が真っ暗になって、尻餅ついて地面に座っていました。
こういう時って悲鳴すら上げられないんですよ。
気が付いたら、そんな状態でした。



171 名前: 投稿日: 03/08/28 23:35 ID a6g4ryHm
私は、ワンちゃん跳び付かれて地面に倒されていたんです。
ワンちゃんは、私に抱き着くようにして私の顔を嘗め回していました。
って気が付いた時は、そんな余裕もなかったですけど。

だって大きなワンちゃんの顔が目の前にあって、しかも、
口を大きく開けているんですよ。
まぁ、怖いとか考える暇もなく、ただ、パニックでしたけど
私が、その場でジタバタと暴れるとわんちゃんの方は、
それが楽しいのか、そのまま、私に圧し掛かるようにして
顔を首をと嘗めて来るんですけどね。

私の方も、パニック状態から次第にワンちゃんの嘗め回しがくすぐった
くってさらに転げ回っちゃいましたけど。
傍目には、犬に襲われているように映ったかも知れませんね。

172 名前: 投稿日: 03/08/28 23:35 ID a6g4ryHm
こら!と女の人の声が飛んだのは、まさにそんな時でした。
続いて、ワンちゃんを叱責する声が飛んで、ようやく、
私に圧し掛かっていたワンちゃんが、
嘗めるのを止めて上から退いてくれました。

そして、声の女性が、慌てて、私に駆け寄ってくれました。
大丈夫かいって声を掛けながら、私を起こしてくれて服に付いた泥を払っ
てくれました。

で、私の顔をマジマジと見るおばさん、私もようやく助けてくれた人が、
おばさんだって気が付きました。ってなんか知っているような知らない
ようなおばさんだったんですけど。

○○
ちゃんかい?
ってそのおばちゃんは、私の名前を呼びました。
やっぱり、知ってる人だったみたい。
と言うか、お話してみるとお隣に住んでいる人でした。
だから、両親とも顔見知りで当然私の小さい時のことも知っている
ご近所さんだったわけです。

173 名前: 投稿日: 03/08/28 23:37 ID a6g4ryHm
とりあえず、私は、そのおばさんの家に上げてもらい
麦茶を貰いながら、お話をしました。

おばさんは、多少なりとも事情を知っているようで
私に気を使いながらも、好奇心旺盛に色々と質問してきて、
ちょっと困ったけど私も、幾つか質問しましたので あいこですね。

父のこととか、父は仕事だかなんだかでよく家を留守にするそうでした。
今日も、出掛けていて数日は帰ってこないとか。

あと私や母が出て行った時には、かなり荒れていて、私たちを探し回っ
ていたとか、そんなことを聞かせてもらいました。

また、おばさんは、父が留守にしている時には、
犬の世話をしたりもしてるそうです。
と言っても、犬たちは、私たちが居なくなって荒れていた時期に
ほとんど手放したり、また、調教の仕事も辞めてしまったそうです。
それで今も残っているのは、マルス、
あのシェパード1頭だけになったらしいです。

174 名前: 投稿日: 03/08/28 23:38 ID a6g4ryHm
話を聞いていて思い出したのは、と言うのも、
私は幼少期の記憶の大半を覚えていないと言うか思い出せないでいました。
マルスは、元々、父のお気に入りで尚且つ、犬たちのリーダー格でした。
だから、父も手放さなかったのでしょうね。

隣のおばさんの話では、それだけでなく、
娘である私が、一番好きだった犬というのも、
理由なんじゃないのと言ってましたが。

確かに私は、ジャーマンシェパードは、好きなワンちゃんでした。
何よりも立ち姿が凛々しいかったし、それ以上に私が跨がれる
ワンちゃんだったというのも、理由でしょうか。

おばさんの話は、私に色んなことを思い出させてくれました。
そして、おばさんは、私に父とは会わない方がいいんじゃないとも
忠告してくれました。
確かに今更あってどうするのと言うもの事実だったし、
今だに父は、私や母に執着している可能性があるので
そうだった場合、ややこしい話になるだろうことは、
理解できました。

175 名前: 投稿日: 03/08/28 23:44 ID a6g4ryHm
と、とりあえず、取りとめのないつまらない内容ですが、
今日はここまでです。
なんか引っ張るようで申し訳ありません。
それに記憶を思い返して書いているので文章自体変ですしね。
残りの部分は、今、書いてる真っ最中です。

一応、私が最初に目覚めるきっかけになった出来事ですが、
なにぶん、小学生だったのでどこまで期待に添えるのか、
今でも疑問です。
叩かれても、そこまでは書き切るつもりですのでよろしくお願いします。

それでは、もうちょっと、お待ちください。
今日はこれで、お休みなさい。

194 名前: 投稿日: 03/09/06 01:52 ID dhVYYmmH
結局、その場で結論を出せる話でもないんですけど、
助かったのは、父が所用で数日は確実に帰ってこないことでした。
私の結論は、その間少なくとも保留にできますから。
それで私がしたことは、おばさんに許しを貰ってマルスの
散歩とかの世話をさせて貰うことでした。

おばさんとの話の後、私は早速、マルスを連れて周囲を散歩することにしました。
私には、幼少の頃のぼんやりとした記憶しかないので散歩といっても、
マルスの好きなように歩かせる形で私は、引っ張られるだけでした。
ジャーマンシェパードって、警察犬などに登用されている犬だけに
壮年期に入っているとはいえ、マルスの運動量はすごかったんです。

私が散歩に連れ出すとマルスはおおはしゃぎで駆け出して、
引かれる私の方が大変でした。

195 名前: 投稿日: 03/09/06 01:53 ID:旧 dhVYYmmH
一応、住宅地とは言え、田舎の話です。
しかも、私の住んでいた場所は、山を造成した土地なので、
山の中と言っても間違いではありません。
マルスのお散歩コースも、そんな感じでした。
多分、お散歩のコースは幾つもあるのだと思うのですが、
マルスが、私を引っ張っていったのは、山の中に入るコースでした。

きっと、お昼過ぎでまだ日の高い時間帯だったので、
山道で日陰の多いところを歩きたかったんでしょうね。

それとも、日陰と言うよりは、換装された道路ではなく、
土の道を歩きたかったのかもしれませんけど。
どちらにしても、私は、マルスに連れられるしかなかったです。

197 名前: 投稿日: 03/09/06 01:54 ID dhVYYmmH
マルスは、私が幼稚園の頃から家に居るので、
結構な歳だったと思います。
だけど、その時のはしゃぎようったらなかったですね。
とにかく、散歩に連れ出した瞬間から、マルスは駆け出して、
私は、倒れないように付いて行くので精一杯だったんですから。
まぁ、私が運動神経鈍いというのもあるんでしょうけど、
マルスの方はお構いなしに山道を走るので私は、大変でした。
10分以上は走ったと思います。

正直、どれくらい走ったのかは判らないんですが、私の息が限界だったので
必死にマルスに止まるようにお願いして止まったのは、結構な山の中でした。
一応、町中に出る裏道の筈なんですが、遠回りになるだけでなく、
出る場所が神社の裏手とかの辺鄙な場所なので、
あまり使われない道なのだと思います。
実際、道は、少し荒れている感じで雑草が伸び放題だったです。
そんな山道の中でマルスは、ようやく走るのを止めてくれました。

198 名前: 投稿日: 03/09/06 01:55 ID dhVYYmmH
と言っても、歩くのを止めた様子ではなくて、不意に山道を離れて
獣道の方に入っていき、私を困らせました。
さすがに日は高いし、獣道と言っても、
一応、人が通る感じで道であるのは判りました。

私が、制止するのもマルスは聞かずにどんどん、獣道に入っていきます。
さっき走るのを止めたのも、私が制止したからと言うよりは、
この獣道に入るためだったのかも知れません、
いえ、きっとそうだったと後で思いました。

マルスはどんどん獣道を進んで山の奥へと入っていきました。
止めようにも、体力ではマルスに勝てないし、
もう既に私の息はあがってましたから。
怖さはなかったですが、なんか、不気味でした、山の中に入っていくのは。
だけど、マルスの目的地が判って少しホッとしたのも事実です。
答えは、それから少し更に進んで判りましたから。

200 名前: 投稿日: 03/09/06 01:56 ID dhVYYmmH
獣道を進んでいくとその先に小さな小川が流れていたんです。
せせらぎって言うんでしょうか。
山の中に清水が湧き出ていて、その一帯は、
他よりも、気温が低い感じがして、
ホッと一息つけるそんな場所、空間でした。

マルスはというと、小川に駆け寄ると美味しそうに川の水を飲んで
喉を潤している様子で、少し、羨ましかったです。
と言っても、本当にせせらぎって感じ深さも、
10センチとかそんな感じ、川幅も、1メートルあるかどうか、
草や木々で実際には、ほとんど見えていないと言った方が
いいのかも知れないけど、水は結構澄んでいました。

さすがに私もマルスに倣っんて飲んじゃうわけには行かなかったですけど、
マルスの横に並んで私は、川の水に手を浸しました。

201 名前: 投稿日: 03/09/06 01:58 ID dhVYYmmH
もうその心地好さったらなかったです。
マルスが、この場所にやってきて一休みするのがよく判る気がしましたから。
私もいつの間にか、ハンカチを川の水に濡らして、顔や手を
濡れたハンカチで拭って涼を味わってました。

と不意にマルスが、水を飲むのを止めて私の方を見上げていたんです。
私はどうしたのかなと思って、マルスに問い掛けようとしたその矢先、
マルスが、私に飛び掛るように後ろ足立ちして顔を私の顔に寄せてきて、
私を驚かせたんです。

マルスは、多分、濡らしたハンカチに興味がそそられたのかと思います。
そのまま、私は、マルスに覆い被せるようにされて、バランスを崩し、
川の中に尻餅を着いてしまいました。
火照った身体に川の水は冷たくて心地好いんですが、
お尻が完全に水の中に浸かったのは、さすがに困りものです。

202 名前: 投稿日: 03/09/06 02:00 ID dhVYYmmH
だけど、マルスは、私が困った様子などお構いなしに
顔を寄せて私の顔を嘗め回してくるんです。

どうも、マルスは、舐めるのが好きみたいで、為す術なしでした。
とは言え、服、私は、中学くらいまで服と言うとワンピースか
スカートと言うパンツルックには縁のない人だったのですが、
この日も、白のワンピースでした。

スカートをビショビショにされては、暴れるしかなかったです。
さすがにマルスも、私が本気で怒っているらしいことを感じ取って、
それでも、しばらくしてから、私から離れました。

そして、ようやく、下半身ずぶ濡れ状態で起き上がることができました。
マルスに文句の一つでもと思ったのですが、
マルスの方は、川から上がったところで
申し訳なさそうに伏せて私の方を見上げていました。

その反省っぷりと言うか、マルスには悪気がないんだろうってことも、
理解できたので私も怒る気が失せていました。

203 名前: 投稿日: 03/09/06 02:01 ID dhVYYmmH
私は、怒るのを止めると取るものも取り合えず、川から上がり、
スカートの裾を持って、水を絞りました。
ただ、もうそんなことをしても、水に浸かってしまっていただけに
焼け石に水状態で、効果はなかったです。足に纏わりついて気持ち悪くて。
もうどうしようって感じでした。

けど不思議なんですけど、こういう場合って、すぐに家に帰ろうと思う
よりも、この場でどうやって誤魔化そうかしらって私は考えてしまうん
です。

まぁ濡れ鼠で戻ってどう説明するのかって言うのも、あるんですけど、
なぜか、母子家庭で育った所為か、私は、いい子でいないといけない
手のかかることをしてはいけないって強迫観念が働きます。
恥ずかしいと言う部分もあるんでしょうけど。
真夏だから、濡れてもすぐ乾かせるだろうと言う思惑もあったと思います。

それに人気も感じられなかったし・・・

204 名前: 投稿日: 03/09/06 02:02 ID dhVYYmmH
それで私は、周囲をもう一度見渡し、人気のないのを確認して、
マルスと私だけと言うのを再確認してから、川辺から少し離れた
大きな木の下に移動しました。

マルスを繋いでる紐は、手近な枝に括って、
私は、木陰でワンピースを脱いじゃいました。
今考えると大胆と言うか、その方が恥ずかしいと思うんですが、
当時の私は、恥ずかしかったですが、
その方がマシだと思ったんです。
ワンピースは、木陰の間から日の射す枝に乾して私は、
スリップとパンツだけの格好になりました。

現在もそうですが、当時の私は、胸なんてありませんでしたから、
大体、まだ生理も始まっていないお子様でしたから、
ブラなんて着けていなかったです。
スリップにグンゼだったと思いますが、お子様パンツだけの格好です。
マルスと二人と言う状態とは言え、誰かに見られたらどうするつもりだったんでしょう?
とにかく、人気を感じない山の中と言うのが、大胆にさせていたのかもしれないです。

205 名前: 投稿日: 03/09/06 02:03 ID dhVYYmmH
ちょっと大胆になった私ですが、さすがに少し恥ずかしくなって、
少し距離を取らせていたマルスの紐を解いて、傍に引き寄せました。
マルスの身体も、まだ濡れてましたけど、マルスを抱き寄せると
その温もりと存在感が、伝わってきて緊張感が緩みました。
マルスも、私が抱き締めると私の顔を窺いながら大人しく目を閉じてくれました。
そのまま、しばらく、私も目を閉じて静かに川のせせらぎとか、森の音を
聞いていたのかなぁ。

少しだけウトウトしていたと思います。
じっとしていたことで体温が下がったからなのか、
スリップもパンツも濡れていたからか、
ここにきて肌寒さを少し覚えてきて更にマルスを抱き寄せました。
そうして、マルスの背中に顔を埋めると少し心地好かったですが、
湿った背中は、寒さを増長させたかも。

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