【1/4】
【2/4】
【4/4】
229 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:30:05
しばらくの間絶句して間男1号「・・・ちょっと待って下さい、それはいくら何でも法外でしょう!」
「慰謝料にだって相場はあるでしょう!」
俺「ああ、そうかもね、でも俺はお前が600万払う気がないなら、許すつもりはないんだ」
間男1号「・・・無理です、そんな大金は払えません、俺が払わなかったらどうするって言うんですか?
払いませんよそんな大金」
俺「そうか、なら払わなくってもいいよwだったら俺は自分が出来ることをするまでだからさw」
間男1号 「・・・いったい何をするつもりですか?・・・」
俺「とりあえず、今この場でお前の奥さんに電話して全ての事実を伝える」
「その上で、慰謝料請求をはじめとする考えられる限りのあらゆる裁判を起こして、
そうだな、向こう10年ぐらいはお前を裁判漬けにしてやるよ」
「俺は正直金持ってるからさ、裁判の費用や、勝ち負けなんて全く関係ないからさ、
却下されまくろうとも、棄却されまくろうとも関係ないよ」
「とことんやらしてもらうよ、俺の気がすむまでさw」
間男1号「・・・脅迫するつもりですか?だったら俺にも考えがありますよ」
俺「はあ?wそんなつもりなは全くないけど、見解の相違だなw警察に言おうが何しようが
君の勝手だからさ、好きにしてよ」
間男1号「・・・俺は何も全く払う気がないなんて言ってないじゃないですか、
ちゃんと払いますよ、ただし現実的な金額を」
「貴方が頭に来るのは分りますよ、でもこんなこと言いにくいんですが、
奥様の浮気相手は私一人じゃないんですよ」
233 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:33:51
俺「ああ、間男2号君のことだねwでも悪いけど俺は君から600万もらいたいんだよ」
間男1号「むちゃくちゃなこと言われても無理なのもは無理です、そんな大金を払うつもりはありません!」
俺「わかったよ、いいよ、俺はもう今日は心底疲れてるから、一刻も早く帰って寝たいんだ、だから君に後5分だけあげるから」
「5分たったら、俺は君の奥さんに電話した上で帰るから、後5分の間で決めてね」
間男1号「ああ、そうですか、だったらご自由に、俺は払いませんよ」
俺「後3分ね」
間男1号「・・・ちょっと待って下さいよ!分りましたよ、奥様の不倫相手は俺だけじゃないですから、半分払います、300万払います」
俺「後2分15秒ね」
間男1号は動揺した様子でふてくされています。
間男1号「やりたきゃ勝手にやればいいだろ!そんな金払うかよ!ふざけんなよ」
俺「後45秒ね」
間男1号 「・・・・・・」
俺「時間だな、手間取らせたな」
そういうとおもむろに携帯を取り出して、間男1号の自宅にTELしました。
間男1号は、私を凝視しています、1回、2回、3回、4回目のコールで間男1号の妻が出ました。
俺「もしもし○さんのご自宅ですか?私はご主人の友人で○○と申します。今日は、ご主人のことでお電話しました」
最後の瞬間に、間男1号は落ちました。椅子から転げ落ちそうになりながらも、必死の形相で彼は言いました。
「ちょっと待って下さい、やめてくれよ、払うから600万払うから、言わないでくれ、頼むよ!!!」
239 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:38:46
そう言った彼の表情はもう到底見ていられないほど悲惨なものでした。
私は、彼と奥さんの馴れ初めをある程度は知っています。
実家に恵まれていなかった奥さんを支えるために、
彼は土木作業員のアルバイトを時には昼夜ぶっ通ししてまで頑張ったそうです。
そうまでしてやっと妻にした女性を何で裏切るのでしょう?大切な妻なら何故一生かけて守らないのでしょう?私には分りません。
そんな夫に、心から感謝している彼の妻は、ビッチとは違うタイプのなかなかの美人さんなのだそうです。
私とは違い、子宝にも恵まれ幸せ一杯の順風満帆な結婚生活だったようです。
誰もが言います。○さんのところは本当に夫婦相がいいね、いつまで経っても新婚みたいだねって。
でも現実は違ったのでしょうね。妻に裏切られた私が言うのもなんですが、男と女は難しいですね、いつまで経っても。
そんな幸せな夫婦の頭上数千メーターに今や、絶対死をもたらす「気化爆弾」がせまりつつあつりました。
もともと彼がどんな選択をしようとも悲劇は避けられません。
「気化爆弾」は実はもうとっくに爆発しているのです。
彼が律儀に約束どおり600万を即金で払ったとしても、同じことです。
「焦土」にはきっとぺんぺん草1本残っていないことでしょう。
242 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:41:08
そうして、結構粘りはしましたが、ともかく間男1号は落ちました。
後は、私があらかじめ用意した示談書に素直にサインしました。
ただしこちらも、間男2号と大差ない状況での示談成立ですので予断は許しません。
今後の状況を注意深く監視する必要があります。
でも、これにて私の長い長い、これまでの人生で一番長い1日は終了しました。
関係者の全ての人生を破壊し、消滅させるための「気化爆弾」は発射され敵の陣地の上空で見事に炸裂しました。
文字通り敵陣地のほとんど全てが「焦土」と化した模様です。
後は、万が一にも生き残った敵がいないように、注意深く監視して、生き残ったもの達に止めを刺すだけです。
私は、もう心底疲れました、もう今日は限界です。色々な思いが今更ながら渦巻きます。
限界です、もう今日は寝ます、でも心のどこかで明日が来なければいいのにって思う自分の弱さが歯がゆいです。
私の人生で一番長かった一日にお付き合い下さいました皆様、心より感謝いたします。
明日以降の状況報告は、私のか弱い心が回復し次第いたします。
お休みなさい。
253 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:50:04
>>248
とりあえず、間男1号君から金払ってもらうまではw
その後のことは私は知りませんよwww
>>249
今日のところは、そんな感じです。
勿論私は最後までご報告いたします。
明日以降慌しい動きになると思いますので、きっちり詳細に書き込みますよ。
256 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:55:54
>>250
そうですね、一般論ですが、耐えられないほどの屈辱を受けた男が、ただ金だけもらって、ハイそうですかってわけにはいきませんよねw
むしろ金なんてどうでもいいですよね。
「気化爆弾」が爆発した以上、間男達はじつはもうすでに死んでいるのです。
後は彼らが自分が「もう、死んでいる」ってことにいつ気が付くかだけの話です。
世間の噂は一旦流れればもう誰にも止められませんからwww
258 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:57:41
「気化爆弾」が炸裂した以上、残りのキーワードはただ一つ「焦土」です。
622名前:開戦 ◆4hol74DQIE :2008/08/28(木) 01:26:49
今現在、各方面で色々な動きになっています。
ですが間男両名に対する示談書の支払期限は今週の金曜日です。
結果は金曜の夜に報告します。
ただ、今人間の執着心の凄さにほとほと呆れています。
664 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:21:52
「気化爆弾」投下によって、それまで安穏と不浄の快楽に身をゆだねていた人々の優雅な時間は終わりを告げました。
蜂の巣をつついたような慌ただしい動きになっています。
間男1号は、こっそりと弁護士に相談した模様ですが、彼が望んでいたような答えは返ってこなかったようです。
当然でしょう、誰にも知られずにしかも金を払うこともなく事態を決着させることなど、どんな優秀な弁護士にもできるはずがありません。
そして、たとえどんな状況であったにしろ、すでに示談書にサインしてしまっていてはどうにもならないでしょう。
示談金の支払期日まで、あと3日の段階で泣きの電話が入りました。
今度は弱々し穀必死な様子で300万しか用意できない。
何とかそれで勘弁して欲しいと懇願してきました。
私は、速達で彼の会社に、興信所君が撮影したビッチと間男1号がラブホに出入りする写真などの、不貞行為の証拠一式を郵送してやりました(勿論コピー)。
その中には、間男1号が、会社の就業時間中にビッチとラブホに出入りする様子が撮影されたものも2セットほど含まれています。
675 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:38:52
>>674
それは、彼の会社の彼宛に郵送したのです。
彼に考え直す機会を与えちるために。
667 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:25:24
私は、前回少し触れましたが、間男1号の会社の、彼が所属する営業部門の頂点である「常務取締役 営業本部長」とは、会社は違いましたが、同業界ということと、何より大学の先輩後輩の関係にありましたので、ある意味実懇の間柄です。
私とビッチの結婚式のスピーチもしてくれています。
当然、間男1号もそのことは重々承知しています。
昨日の昼にヤツから、話がしたいので会って欲しいと電話があり、夕方この前の喫茶店で会ってきました。
この数日ヤツは相当苦悩したのでしょう。
見る影もなくゲッソリとやつれて、私を見つけるいなや土下座して、涙ながらに言いました。
間男1号
「・・・本当にすいませんでした・・・調子に乗って愚かなことをしました」
「許されないことをしました、生涯反省し続けます、貴方にお詫びし続けます」
「・・・どうか・・・許して下さい・・・」
最後の方は涙混じりで振り絞るような感じでした。
その時の彼の言葉に嘘はないと思います。
彼がそんなに悪い人間ではないことは分かっています。
ただほんのちょっとだけ、意思が弱かっただけなのかも知れません。
でも結果として彼は、一人の男の人生を決定的に踏みにじってしまいました。
670 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:28:38
私は淡々と無表情に言いました。、
「残念だがいくら謝ってもらっても無理なんだ、俺がオマエを許すことは生涯ありえない、金を払うか、俺と戦うかしか選択肢はないんだ、諦めてくれ」
「明日600万の入金が無ければ俺はオマエの妻に即座に電話する。」
「そしてオマエがやったことを全て、本部長に伝える」
「その上で、オマエに対して起こせる限り全ての裁判を開始する」
「俺は、絶対にオマエが全てを失うその瞬間まで諦めない、何十年経とうとな!」
「俺がオマエにいったい何をした?どんな酷いことをした?でも、オマエは俺の人生を破壊した、俺はオマエを許さない、絶対にな!」
「オマエに残された時間は、後ほんの僅かだ、精々考えろ、そして決めろ」
「金か?人生か!」
私の言葉を聞くと、間男1号は土下座した状態で、さらにガクッと肩を落としました。
私は、そんな彼の様子を一瞥だけして立ち去りました。
671 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:31:54
そして今日、期限ぎりぎりで間男1号から私の口座に600万の入金を確認しました。
私の思惑どおりになりました。
残念ながら彼は今の人生を失う恐怖に耐えきれなかったのでしょう。
恐怖に耐えきれなかったがために彼は全てを失うことになります。
昔の言葉に「捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」ってのがあります。
彼は、やはり捨てられなかったのでしょう、彼は全てを隠蔽する道を選択しました。
自分にとって不都合な事実に蓋をして、何事もなかったように暮らせたならそれはさぞかし魅力的なことでしょう。
でも人間は自らの行いにいつか、どこかで決着をつけなければなりません。
彼の選択はカタストロフィーをほんの少し先延ばしにする意味しかないのです。
仮に、私がこれ以上何もしないとしても。
苦難から逃れるために、解決を先延ばしにすれば、やがて不幸はどんどん大きくなって、いつかは自分に襲い掛かります。
673 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:36:49
夫を愛し、信じて生きてきた女性を彼は、裏切り、そして二人で将来のマイホームを夢見て、こつこつと貯めてきた大切な貯金を、彼は自らの欲望の代償として勝手に私に差し出してしまったのです。
彼の妻は、許せるはずがありません、きっと。
平穏で穏やかな幸福に包まれた家庭は一瞬で崩壊し、憎しみと憎悪にまみれたそれにとって変わることでしょう。
そして彼はやがて、愛する妻と子供達にも去られ、私と同じように一人ぼっちになるのです。
彼の手元に残るのは、自分が裏切った妻に対する慰謝料、子供達への養育費、そして勝手に使い込んだ共有財産の返済などの支払いだけです。
よくて、会社でのあらゆる出世の道を閉ざされ、窓際で過ごす人生はそれはそれは長い苦痛でしょう。
自らの愚かな行いのせいで「焦土」と化してしまった自分の大切な家庭と人生を振り返り、彼はいったい何を思うのでしょう?
678 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:41:04
私は、そんな間男1号を見て、声高らかに大笑いしてやろうと思っています、心から。
私は正直金などどうでもよかったのです。
事前にあつめた間男1号の情報の中にあった、マイホーム資金の600万を報復の手段として利用したにすぎません。
きっと今頃間男1号は、使ってしまったマイホーム資金の穴埋めをどうするのか、必死になって考えていることでしょう。
でも、心配はいりません。
なぜならもうじき彼の妻は全てを知ることになるからです。
文字通り全てを。
そうして、全てを知った彼女の怒りは、二股不倫などというふざけたことを平気でしでかすビッチにも向くはずです。
少なくとも、真剣な思いであったならまだ救いがあったのかもしれませんが、そんないい加減な気持ちで自分の大切な家庭を破壊されたとしたら到底我慢できないでしょう。
私は、いずれ第三者を通して彼女にビッチへの慰謝料請求を助言するつもりです。
もしも彼が自分の妻に全てを話し、許しを請うていれば、あるいは彼の妻は苦しみながらも許し、時が経ってやがて元通りに愛しあえる日が訪れたかもしれません。
少なくとも、愛する人たちを失うことはなかったと思います。
しかし、彼は選択を誤りました、残念ながら。
680 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:44:33
ビッチからは、毎日のように電話があります、毎日必死で謝ってきます。
電話に出る必要性は、本来全くありませんが、私はかかって来るたびに律儀に出て、そのたびに氷のように冷たく突き放しています。
25日を過ぎたあたりからトーンが変わってきています。
ビッチが自分で購入したブランド品や洋服などのローンなどの引き落としが滞り、ローン会社からの督促の電話が実家にかかり始めたからです。
今朝も
「お金がないの、全然ないの、お願いだから30万でいいからくれない?」
笑いながら俺
「ハア?」
必死でビッチ
「貸してくれるだけでいいから、お願い、本当に困ってるの、すぐにお金がいるの」
もう笑えるぐらい必死ですw
「そうか、それは大変だな、でも断る、オマエに渡す金は1円もない」
絶望的な声色でビッチ
「うう・・・何で、何で、あんなに私のこと愛してくれてたのに・・・ずっと守るって言ったじゃない!」
明るい調子で俺
「ああ、あれか?あれはただの嘘だw」
半泣きになりながら私のことを罵り電話は切れました。
681 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:47:56
ビッチと私の共通の友人「男性」からしきりと私に電話がかかってきます。
彼は、まるで自分のことのように必死で私に離婚を思いとどまるように説得してきます。
彼がビッチから聞かされている話は、どうやら事実とは程遠いもののようです。
段々とビッチが年をとり、昔のような輝きを失った自分が、一生懸命愛し尽くしたにもかかわらず、徐々に私が以前のような興味を失ってしまい、無関心になった。
結果寂しさに耐え切れなくなった彼女が、熱烈に求められ、ついつい関係してしまったとそんな話になっているみたいです。
ビッチはそれでも自分は私のことを愛しているし、私なしの人生は考えられないと訴えているようです。
ある意味では、今回の事件をビッチの目線で見ればそれが真実なのかもしれません。
悲しいことに彼女には、年齢や容姿など関係なく、そんな単純な話ではないもっと深い愛情もこの世に存在することがどうしても理解出来ないようです。
愛されるには、それなりの根拠と資格がいるとの思いから離れられないようです。
勝気で身勝手で贅沢で我侭、でもそんなビッチを私は心から愛していました。
しかし伝わりませんでした、残念ながら。
もしも彼女に「私は綺麗?昔と変わらずに?」って聞かれたら、私は躊躇なく答えたでしょう。
「ああ、綺麗だよ、今の君は昔よりずっと」って、今私の報告を読んでいてくださる皆さんにはきっと分っていただけると思います。
でも残念ながらビッチにはそんな思いは伝わりませんでした、この状況になってさえビッチが頼ったのは「男性」でした、自分が「女」として。
些細なことかも知れませんが、私はそれが残念です。
687 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:13:13
最後に、間男2号関係の報告です。
もとより、年収300万の彼に800万の慰謝料が即金で払えるはずなどありません。
逆に払って貰っては困るのですがw
やはり間男2号は我々の予想通りに、人妻2号に泣きつきました。
彼が関係していた、ビッチを含めた3人の人妻のうちでは、人妻2号が年齢がいっていることもあり、一番彼に溺れていました。
興信所君が先日間男2号の部屋から押収した資料の中にも、ビッチ及び人妻3号関係のSEX動画や画像などはほとんど皆無だったのに対して、
(詳しく言えば、ビッチのものは皆無、人妻3号のものはあまり際どくないものが数点といった状況です。)
人妻2号の場合は、気合いの入ったオナニーシーンを携帯の動画で撮影したもの、ハードなフェラ動画、中だし後に満足そうに微笑んでいる画像、などなど大量にPCに保存されていました。
興信所君が監視しているとも知らずに、間男2号は事件の4日後には自らの部屋に人妻2号を呼びました。
弱い頭で必死に考えたのでしょうが、そんなことは百も承知です。
いかに裕福な人妻とはいえ、800万もの大金はそうそう簡単に右から左というわけにはいかないでしょうが、それでも万が一にも支払われては作戦が台無しです。
690 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:20:49
すかさず興信所君が動きました。
その日の夜には、人妻2号に連絡をつけ、翌日の夜には交渉は成立しました。
内容は、人妻2号と間男2号の不倫の事実を示す全ての証拠を彼女に引き渡し、その事実を闇に葬る代わりに、彼女は間男2号との一切の関係を絶ち、一切の援助をしないこと。
あっさりと話はついた模様です。それはそうでしょうね。
いくら真剣だのなんだのと言っても人間自分の立場が決定的に危うくなれば目も覚めますよね。
まあ、彼女は興信所君の寛大な申し出に感謝していくらかのお礼はしたようですが、俺はそこら辺は詳しく知りません。
あてにしていた人妻2号に手のひらを返されて、間男2号君は進退窮まりました。
人妻3号に泣きつくわけにはいきません。彼女は○○のキャバクラでナンバー1だった過去もあると噂される女性です。
家のビッチと同じで男に貢ぐようなタイプの女性ではありません。
それに彼女のバックボーンは、あまりにも危険です。興信所君でさえ危険過ぎて触れません。
私は、彼女には最後の起爆装置になって貰うつもりです。
693 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:28:01
今の段階で高飛びされては、元も子もないので、しっかりと興信所君が監視していますが、余程今の人気インストラクターという立場が居心地がいいのか、全くそんな素振りはありません、ただこの時点で彼が準備できた金額は100万足らずです。
私の友人のU君は、間男2号が勤務するジムの古くからの常連会員です。
人気インストラクターの間男2号とU君は結構長い付き合いで、度々一緒に宴会などをしている間柄でした。
自分がいかにモテルか、どこそこの美人人妻と関係しただの、あの可愛い娘とこの間関係しただの、そんな下らない自慢話を酔うと有頂天になって語っていたそうです。
U君は、そんな調子に乗って無軌道な行いを繰り返す、間男2号のことが反吐がでるほど嫌いだったのです。
間男2号を嫌っていたのは何も、U君だけではなく、多くの男性会員が快く思ってなど決していなかったそうです。
そんな回りの人々の思いなど知る由もなく、自分がちっぽけな世界で、誰からも好かれていると愚かな若者が勘違いしてしまうのも、ある意味ではしかたがないのかも知れません。
696 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:33:10
凸直後から、U君は間男2号と私との橋渡し役を演じていました。
人妻3号さんのご主人の過去から現在までの詳しいプロフィールを、興信所君が調べた詳細な資料に基づき教えて、もしも人妻3号さんのご主人がこのことを知った場合、間男2号君がどれほど危険な羽目になるかも力説しています。
そして、現職の「敏腕弁護士」がもしも職務や、損得に係わらず復讐に走れば、憎むべき相手の人生にいったいどれほどのことが出来るのか、親身になって教えました。
何よりも、最愛の妻のあられもない姿を見て、妻を奪った相手に対して常軌を逸した私がどれほど危険な存在であるかを彼は根気よく説明しました。
700 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:37:44
U君
「とりあえず、今は彼を刺激しないほうがいいよ、昔から怒ると何しでかすかわからない奴だから」
間男2号
「でも、800万なんて俺は絶対に払えませんよ、無理です」
U君
「だよね・・・いくら何でも無理だよね」
「わかった、俺が何とかもうちょっと現実的な線で交渉してみるよ」
間男2号
「お願いします、助けてください!」
こんな感じだったらしいです。
U君が大笑いしながら語ってくれました。
そして翌日のU君
「いや〜、あいつ怒り狂っててさ、随分苦労したけど、最後は納得させたよ」
「取りあえず400万を期日までに払えば、残りの半分は待ってくれるって言ってるよ」
「何なら、長期の分割でもいいって」
間男2号
「・・・400万ですか・・・無理です、百万しかありません」
U君
「何言ってるの?君の人生の一大事だよ!刹那的な怒りなんて時間とともに薄らいでいくもんだって」
「取りあえず、今を凌げば後は俺が何とか話付けてあげるからさ」
「今はなんとかして、金作る方法考えようよ」
「あいつに切れられて、もしも関係者に全部暴露されたら、君どうするの?」
「もしそうなったら、地の果てまで逃げるしかないよ?一生」
「君、それでいいの?」
間男2号
「・・・わかりました・・・でも金ないっす、俺、どうしたらいいんですか?」
U君
「・・・う〜ん、そうか、そうだよな、困ったな」
「・・・残りの時間も後2日か・・・」
「わかった、しょうがない、俺が金融業者紹介するから、明日の朝から回ろう」
「俺も口添えするから多分なんとかなるよ」
「その上で、奴の怒りが醒めてきた頃合を伺って俺が話しつけてやるから」
「奴と俺は長い付き合いだからさ、きっと俺の助言は聞き入れるからさ」
「一時の怒りが醒めたら、人間、案外話し早いから」
「心配しないで俺に任せてよ」
間男2号
「本当ですか!、助かります!お願いします」
704 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:43:00
そもそも私と一緒に現場に凸したU君の言葉を鵜呑みにして、信頼するなど実際には考えられないことですが、25歳のかれの周りには適切な助言を出来る人間なんて皆無です。
結果、彼はU君が進めるとおりにその場しのぎの道を選択しました。
彼の進めのままにとりあえず誠意を見せて、私の怒りを静めるために、半金を入金しようと。
U君が紹介したサラ金を始めとする金融業者を期限日の前日、当日を費やしてまわり、彼は期日までに400万を何とか用意しました。
そして今日の午後、私の口座に400万が入金されました。
私達にとっては当初から、どうやって彼に「悪徳」金融業者から借金させるか?それが一番の課題でしたが、人間はせっぱつまって追い込まれると弱い生き物ですね。
もし、後ほんの少しの冷静さがあればいくらなんでも気がついたはずです。
自分が今いかに愚かなことをしようとしているかを。
彼もまた間男1号と同じように、決定的な間違いを犯しました、もう逃れる術はありません。
708 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:49:27
ある意味では、私以上に人妻3号さんのご主人は面子の世界に生きていらっしゃいます。
銭金などには一切拘泥しないでしょう。
やはり一般的には、ちゃんとした企業で就職するには住民登録なんてのは避けて通れないでしょう。
しかし、もしそれをすれば恐らくたちまち彼を追っている陣営にかれの居所は分ってしまいます。
勿論、親兄弟や親戚のところになど逃げ込めばすぐにつかまります。
それに借り入れの原因債務が不法行為による損害賠償債務では、自己破産も難しいと考えられます。
私は間違っても時効を成立させないように適宜中断を行うだけです。
そしてもし面倒になれば、ただ同然で第三者に債権譲渡するだけのことです。
【1/4】 【2/4】 【4/4】
229 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:30:05
しばらくの間絶句して間男1号「・・・ちょっと待って下さい、それはいくら何でも法外でしょう!」
「慰謝料にだって相場はあるでしょう!」
俺「ああ、そうかもね、でも俺はお前が600万払う気がないなら、許すつもりはないんだ」
間男1号「・・・無理です、そんな大金は払えません、俺が払わなかったらどうするって言うんですか?
払いませんよそんな大金」
俺「そうか、なら払わなくってもいいよwだったら俺は自分が出来ることをするまでだからさw」
間男1号 「・・・いったい何をするつもりですか?・・・」
俺「とりあえず、今この場でお前の奥さんに電話して全ての事実を伝える」
「その上で、慰謝料請求をはじめとする考えられる限りのあらゆる裁判を起こして、
そうだな、向こう10年ぐらいはお前を裁判漬けにしてやるよ」
「俺は正直金持ってるからさ、裁判の費用や、勝ち負けなんて全く関係ないからさ、
却下されまくろうとも、棄却されまくろうとも関係ないよ」
「とことんやらしてもらうよ、俺の気がすむまでさw」
間男1号「・・・脅迫するつもりですか?だったら俺にも考えがありますよ」
俺「はあ?wそんなつもりなは全くないけど、見解の相違だなw警察に言おうが何しようが
君の勝手だからさ、好きにしてよ」
間男1号「・・・俺は何も全く払う気がないなんて言ってないじゃないですか、
ちゃんと払いますよ、ただし現実的な金額を」
「貴方が頭に来るのは分りますよ、でもこんなこと言いにくいんですが、
奥様の浮気相手は私一人じゃないんですよ」
233 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:33:51
俺「ああ、間男2号君のことだねwでも悪いけど俺は君から600万もらいたいんだよ」
間男1号「むちゃくちゃなこと言われても無理なのもは無理です、そんな大金を払うつもりはありません!」
俺「わかったよ、いいよ、俺はもう今日は心底疲れてるから、一刻も早く帰って寝たいんだ、だから君に後5分だけあげるから」
「5分たったら、俺は君の奥さんに電話した上で帰るから、後5分の間で決めてね」
間男1号「ああ、そうですか、だったらご自由に、俺は払いませんよ」
俺「後3分ね」
間男1号「・・・ちょっと待って下さいよ!分りましたよ、奥様の不倫相手は俺だけじゃないですから、半分払います、300万払います」
俺「後2分15秒ね」
間男1号は動揺した様子でふてくされています。
間男1号「やりたきゃ勝手にやればいいだろ!そんな金払うかよ!ふざけんなよ」
俺「後45秒ね」
間男1号 「・・・・・・」
俺「時間だな、手間取らせたな」
そういうとおもむろに携帯を取り出して、間男1号の自宅にTELしました。
間男1号は、私を凝視しています、1回、2回、3回、4回目のコールで間男1号の妻が出ました。
俺「もしもし○さんのご自宅ですか?私はご主人の友人で○○と申します。今日は、ご主人のことでお電話しました」
最後の瞬間に、間男1号は落ちました。椅子から転げ落ちそうになりながらも、必死の形相で彼は言いました。
「ちょっと待って下さい、やめてくれよ、払うから600万払うから、言わないでくれ、頼むよ!!!」
239 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:38:46
そう言った彼の表情はもう到底見ていられないほど悲惨なものでした。
私は、彼と奥さんの馴れ初めをある程度は知っています。
実家に恵まれていなかった奥さんを支えるために、
彼は土木作業員のアルバイトを時には昼夜ぶっ通ししてまで頑張ったそうです。
そうまでしてやっと妻にした女性を何で裏切るのでしょう?大切な妻なら何故一生かけて守らないのでしょう?私には分りません。
そんな夫に、心から感謝している彼の妻は、ビッチとは違うタイプのなかなかの美人さんなのだそうです。
私とは違い、子宝にも恵まれ幸せ一杯の順風満帆な結婚生活だったようです。
誰もが言います。○さんのところは本当に夫婦相がいいね、いつまで経っても新婚みたいだねって。
でも現実は違ったのでしょうね。妻に裏切られた私が言うのもなんですが、男と女は難しいですね、いつまで経っても。
そんな幸せな夫婦の頭上数千メーターに今や、絶対死をもたらす「気化爆弾」がせまりつつあつりました。
もともと彼がどんな選択をしようとも悲劇は避けられません。
「気化爆弾」は実はもうとっくに爆発しているのです。
彼が律儀に約束どおり600万を即金で払ったとしても、同じことです。
「焦土」にはきっとぺんぺん草1本残っていないことでしょう。
242 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:41:08
そうして、結構粘りはしましたが、ともかく間男1号は落ちました。
後は、私があらかじめ用意した示談書に素直にサインしました。
ただしこちらも、間男2号と大差ない状況での示談成立ですので予断は許しません。
今後の状況を注意深く監視する必要があります。
でも、これにて私の長い長い、これまでの人生で一番長い1日は終了しました。
関係者の全ての人生を破壊し、消滅させるための「気化爆弾」は発射され敵の陣地の上空で見事に炸裂しました。
文字通り敵陣地のほとんど全てが「焦土」と化した模様です。
後は、万が一にも生き残った敵がいないように、注意深く監視して、生き残ったもの達に止めを刺すだけです。
私は、もう心底疲れました、もう今日は限界です。色々な思いが今更ながら渦巻きます。
限界です、もう今日は寝ます、でも心のどこかで明日が来なければいいのにって思う自分の弱さが歯がゆいです。
私の人生で一番長かった一日にお付き合い下さいました皆様、心より感謝いたします。
明日以降の状況報告は、私のか弱い心が回復し次第いたします。
お休みなさい。
253 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:50:04
>>248
とりあえず、間男1号君から金払ってもらうまではw
その後のことは私は知りませんよwww
>>249
今日のところは、そんな感じです。
勿論私は最後までご報告いたします。
明日以降慌しい動きになると思いますので、きっちり詳細に書き込みますよ。
256 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:55:54
>>250
そうですね、一般論ですが、耐えられないほどの屈辱を受けた男が、ただ金だけもらって、ハイそうですかってわけにはいきませんよねw
むしろ金なんてどうでもいいですよね。
「気化爆弾」が爆発した以上、間男達はじつはもうすでに死んでいるのです。
後は彼らが自分が「もう、死んでいる」ってことにいつ気が付くかだけの話です。
世間の噂は一旦流れればもう誰にも止められませんからwww
258 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/22(金) 23:57:41
「気化爆弾」が炸裂した以上、残りのキーワードはただ一つ「焦土」です。
622名前:開戦 ◆4hol74DQIE :2008/08/28(木) 01:26:49
今現在、各方面で色々な動きになっています。
ですが間男両名に対する示談書の支払期限は今週の金曜日です。
結果は金曜の夜に報告します。
ただ、今人間の執着心の凄さにほとほと呆れています。
664 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:21:52
「気化爆弾」投下によって、それまで安穏と不浄の快楽に身をゆだねていた人々の優雅な時間は終わりを告げました。
蜂の巣をつついたような慌ただしい動きになっています。
間男1号は、こっそりと弁護士に相談した模様ですが、彼が望んでいたような答えは返ってこなかったようです。
当然でしょう、誰にも知られずにしかも金を払うこともなく事態を決着させることなど、どんな優秀な弁護士にもできるはずがありません。
そして、たとえどんな状況であったにしろ、すでに示談書にサインしてしまっていてはどうにもならないでしょう。
示談金の支払期日まで、あと3日の段階で泣きの電話が入りました。
今度は弱々し穀必死な様子で300万しか用意できない。
何とかそれで勘弁して欲しいと懇願してきました。
私は、速達で彼の会社に、興信所君が撮影したビッチと間男1号がラブホに出入りする写真などの、不貞行為の証拠一式を郵送してやりました(勿論コピー)。
その中には、間男1号が、会社の就業時間中にビッチとラブホに出入りする様子が撮影されたものも2セットほど含まれています。
675 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:38:52
>>674
それは、彼の会社の彼宛に郵送したのです。
彼に考え直す機会を与えちるために。
667 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:25:24
私は、前回少し触れましたが、間男1号の会社の、彼が所属する営業部門の頂点である「常務取締役 営業本部長」とは、会社は違いましたが、同業界ということと、何より大学の先輩後輩の関係にありましたので、ある意味実懇の間柄です。
私とビッチの結婚式のスピーチもしてくれています。
当然、間男1号もそのことは重々承知しています。
昨日の昼にヤツから、話がしたいので会って欲しいと電話があり、夕方この前の喫茶店で会ってきました。
この数日ヤツは相当苦悩したのでしょう。
見る影もなくゲッソリとやつれて、私を見つけるいなや土下座して、涙ながらに言いました。
間男1号
「・・・本当にすいませんでした・・・調子に乗って愚かなことをしました」
「許されないことをしました、生涯反省し続けます、貴方にお詫びし続けます」
「・・・どうか・・・許して下さい・・・」
最後の方は涙混じりで振り絞るような感じでした。
その時の彼の言葉に嘘はないと思います。
彼がそんなに悪い人間ではないことは分かっています。
ただほんのちょっとだけ、意思が弱かっただけなのかも知れません。
でも結果として彼は、一人の男の人生を決定的に踏みにじってしまいました。
670 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:28:38
私は淡々と無表情に言いました。、
「残念だがいくら謝ってもらっても無理なんだ、俺がオマエを許すことは生涯ありえない、金を払うか、俺と戦うかしか選択肢はないんだ、諦めてくれ」
「明日600万の入金が無ければ俺はオマエの妻に即座に電話する。」
「そしてオマエがやったことを全て、本部長に伝える」
「その上で、オマエに対して起こせる限り全ての裁判を開始する」
「俺は、絶対にオマエが全てを失うその瞬間まで諦めない、何十年経とうとな!」
「俺がオマエにいったい何をした?どんな酷いことをした?でも、オマエは俺の人生を破壊した、俺はオマエを許さない、絶対にな!」
「オマエに残された時間は、後ほんの僅かだ、精々考えろ、そして決めろ」
「金か?人生か!」
私の言葉を聞くと、間男1号は土下座した状態で、さらにガクッと肩を落としました。
私は、そんな彼の様子を一瞥だけして立ち去りました。
671 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:31:54
そして今日、期限ぎりぎりで間男1号から私の口座に600万の入金を確認しました。
私の思惑どおりになりました。
残念ながら彼は今の人生を失う恐怖に耐えきれなかったのでしょう。
恐怖に耐えきれなかったがために彼は全てを失うことになります。
昔の言葉に「捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」ってのがあります。
彼は、やはり捨てられなかったのでしょう、彼は全てを隠蔽する道を選択しました。
自分にとって不都合な事実に蓋をして、何事もなかったように暮らせたならそれはさぞかし魅力的なことでしょう。
でも人間は自らの行いにいつか、どこかで決着をつけなければなりません。
彼の選択はカタストロフィーをほんの少し先延ばしにする意味しかないのです。
仮に、私がこれ以上何もしないとしても。
苦難から逃れるために、解決を先延ばしにすれば、やがて不幸はどんどん大きくなって、いつかは自分に襲い掛かります。
673 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:36:49
夫を愛し、信じて生きてきた女性を彼は、裏切り、そして二人で将来のマイホームを夢見て、こつこつと貯めてきた大切な貯金を、彼は自らの欲望の代償として勝手に私に差し出してしまったのです。
彼の妻は、許せるはずがありません、きっと。
平穏で穏やかな幸福に包まれた家庭は一瞬で崩壊し、憎しみと憎悪にまみれたそれにとって変わることでしょう。
そして彼はやがて、愛する妻と子供達にも去られ、私と同じように一人ぼっちになるのです。
彼の手元に残るのは、自分が裏切った妻に対する慰謝料、子供達への養育費、そして勝手に使い込んだ共有財産の返済などの支払いだけです。
よくて、会社でのあらゆる出世の道を閉ざされ、窓際で過ごす人生はそれはそれは長い苦痛でしょう。
自らの愚かな行いのせいで「焦土」と化してしまった自分の大切な家庭と人生を振り返り、彼はいったい何を思うのでしょう?
678 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:41:04
私は、そんな間男1号を見て、声高らかに大笑いしてやろうと思っています、心から。
私は正直金などどうでもよかったのです。
事前にあつめた間男1号の情報の中にあった、マイホーム資金の600万を報復の手段として利用したにすぎません。
きっと今頃間男1号は、使ってしまったマイホーム資金の穴埋めをどうするのか、必死になって考えていることでしょう。
でも、心配はいりません。
なぜならもうじき彼の妻は全てを知ることになるからです。
文字通り全てを。
そうして、全てを知った彼女の怒りは、二股不倫などというふざけたことを平気でしでかすビッチにも向くはずです。
少なくとも、真剣な思いであったならまだ救いがあったのかもしれませんが、そんないい加減な気持ちで自分の大切な家庭を破壊されたとしたら到底我慢できないでしょう。
私は、いずれ第三者を通して彼女にビッチへの慰謝料請求を助言するつもりです。
もしも彼が自分の妻に全てを話し、許しを請うていれば、あるいは彼の妻は苦しみながらも許し、時が経ってやがて元通りに愛しあえる日が訪れたかもしれません。
少なくとも、愛する人たちを失うことはなかったと思います。
しかし、彼は選択を誤りました、残念ながら。
680 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:44:33
ビッチからは、毎日のように電話があります、毎日必死で謝ってきます。
電話に出る必要性は、本来全くありませんが、私はかかって来るたびに律儀に出て、そのたびに氷のように冷たく突き放しています。
25日を過ぎたあたりからトーンが変わってきています。
ビッチが自分で購入したブランド品や洋服などのローンなどの引き落としが滞り、ローン会社からの督促の電話が実家にかかり始めたからです。
今朝も
「お金がないの、全然ないの、お願いだから30万でいいからくれない?」
笑いながら俺
「ハア?」
必死でビッチ
「貸してくれるだけでいいから、お願い、本当に困ってるの、すぐにお金がいるの」
もう笑えるぐらい必死ですw
「そうか、それは大変だな、でも断る、オマエに渡す金は1円もない」
絶望的な声色でビッチ
「うう・・・何で、何で、あんなに私のこと愛してくれてたのに・・・ずっと守るって言ったじゃない!」
明るい調子で俺
「ああ、あれか?あれはただの嘘だw」
半泣きになりながら私のことを罵り電話は切れました。
681 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 21:47:56
ビッチと私の共通の友人「男性」からしきりと私に電話がかかってきます。
彼は、まるで自分のことのように必死で私に離婚を思いとどまるように説得してきます。
彼がビッチから聞かされている話は、どうやら事実とは程遠いもののようです。
段々とビッチが年をとり、昔のような輝きを失った自分が、一生懸命愛し尽くしたにもかかわらず、徐々に私が以前のような興味を失ってしまい、無関心になった。
結果寂しさに耐え切れなくなった彼女が、熱烈に求められ、ついつい関係してしまったとそんな話になっているみたいです。
ビッチはそれでも自分は私のことを愛しているし、私なしの人生は考えられないと訴えているようです。
ある意味では、今回の事件をビッチの目線で見ればそれが真実なのかもしれません。
悲しいことに彼女には、年齢や容姿など関係なく、そんな単純な話ではないもっと深い愛情もこの世に存在することがどうしても理解出来ないようです。
愛されるには、それなりの根拠と資格がいるとの思いから離れられないようです。
勝気で身勝手で贅沢で我侭、でもそんなビッチを私は心から愛していました。
しかし伝わりませんでした、残念ながら。
もしも彼女に「私は綺麗?昔と変わらずに?」って聞かれたら、私は躊躇なく答えたでしょう。
「ああ、綺麗だよ、今の君は昔よりずっと」って、今私の報告を読んでいてくださる皆さんにはきっと分っていただけると思います。
でも残念ながらビッチにはそんな思いは伝わりませんでした、この状況になってさえビッチが頼ったのは「男性」でした、自分が「女」として。
些細なことかも知れませんが、私はそれが残念です。
687 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:13:13
最後に、間男2号関係の報告です。
もとより、年収300万の彼に800万の慰謝料が即金で払えるはずなどありません。
逆に払って貰っては困るのですがw
やはり間男2号は我々の予想通りに、人妻2号に泣きつきました。
彼が関係していた、ビッチを含めた3人の人妻のうちでは、人妻2号が年齢がいっていることもあり、一番彼に溺れていました。
興信所君が先日間男2号の部屋から押収した資料の中にも、ビッチ及び人妻3号関係のSEX動画や画像などはほとんど皆無だったのに対して、
(詳しく言えば、ビッチのものは皆無、人妻3号のものはあまり際どくないものが数点といった状況です。)
人妻2号の場合は、気合いの入ったオナニーシーンを携帯の動画で撮影したもの、ハードなフェラ動画、中だし後に満足そうに微笑んでいる画像、などなど大量にPCに保存されていました。
興信所君が監視しているとも知らずに、間男2号は事件の4日後には自らの部屋に人妻2号を呼びました。
弱い頭で必死に考えたのでしょうが、そんなことは百も承知です。
いかに裕福な人妻とはいえ、800万もの大金はそうそう簡単に右から左というわけにはいかないでしょうが、それでも万が一にも支払われては作戦が台無しです。
690 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:20:49
すかさず興信所君が動きました。
その日の夜には、人妻2号に連絡をつけ、翌日の夜には交渉は成立しました。
内容は、人妻2号と間男2号の不倫の事実を示す全ての証拠を彼女に引き渡し、その事実を闇に葬る代わりに、彼女は間男2号との一切の関係を絶ち、一切の援助をしないこと。
あっさりと話はついた模様です。それはそうでしょうね。
いくら真剣だのなんだのと言っても人間自分の立場が決定的に危うくなれば目も覚めますよね。
まあ、彼女は興信所君の寛大な申し出に感謝していくらかのお礼はしたようですが、俺はそこら辺は詳しく知りません。
あてにしていた人妻2号に手のひらを返されて、間男2号君は進退窮まりました。
人妻3号に泣きつくわけにはいきません。彼女は○○のキャバクラでナンバー1だった過去もあると噂される女性です。
家のビッチと同じで男に貢ぐようなタイプの女性ではありません。
それに彼女のバックボーンは、あまりにも危険です。興信所君でさえ危険過ぎて触れません。
私は、彼女には最後の起爆装置になって貰うつもりです。
693 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:28:01
今の段階で高飛びされては、元も子もないので、しっかりと興信所君が監視していますが、余程今の人気インストラクターという立場が居心地がいいのか、全くそんな素振りはありません、ただこの時点で彼が準備できた金額は100万足らずです。
私の友人のU君は、間男2号が勤務するジムの古くからの常連会員です。
人気インストラクターの間男2号とU君は結構長い付き合いで、度々一緒に宴会などをしている間柄でした。
自分がいかにモテルか、どこそこの美人人妻と関係しただの、あの可愛い娘とこの間関係しただの、そんな下らない自慢話を酔うと有頂天になって語っていたそうです。
U君は、そんな調子に乗って無軌道な行いを繰り返す、間男2号のことが反吐がでるほど嫌いだったのです。
間男2号を嫌っていたのは何も、U君だけではなく、多くの男性会員が快く思ってなど決していなかったそうです。
そんな回りの人々の思いなど知る由もなく、自分がちっぽけな世界で、誰からも好かれていると愚かな若者が勘違いしてしまうのも、ある意味ではしかたがないのかも知れません。
696 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:33:10
凸直後から、U君は間男2号と私との橋渡し役を演じていました。
人妻3号さんのご主人の過去から現在までの詳しいプロフィールを、興信所君が調べた詳細な資料に基づき教えて、もしも人妻3号さんのご主人がこのことを知った場合、間男2号君がどれほど危険な羽目になるかも力説しています。
そして、現職の「敏腕弁護士」がもしも職務や、損得に係わらず復讐に走れば、憎むべき相手の人生にいったいどれほどのことが出来るのか、親身になって教えました。
何よりも、最愛の妻のあられもない姿を見て、妻を奪った相手に対して常軌を逸した私がどれほど危険な存在であるかを彼は根気よく説明しました。
700 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:37:44
U君
「とりあえず、今は彼を刺激しないほうがいいよ、昔から怒ると何しでかすかわからない奴だから」
間男2号
「でも、800万なんて俺は絶対に払えませんよ、無理です」
U君
「だよね・・・いくら何でも無理だよね」
「わかった、俺が何とかもうちょっと現実的な線で交渉してみるよ」
間男2号
「お願いします、助けてください!」
こんな感じだったらしいです。
U君が大笑いしながら語ってくれました。
そして翌日のU君
「いや〜、あいつ怒り狂っててさ、随分苦労したけど、最後は納得させたよ」
「取りあえず400万を期日までに払えば、残りの半分は待ってくれるって言ってるよ」
「何なら、長期の分割でもいいって」
間男2号
「・・・400万ですか・・・無理です、百万しかありません」
U君
「何言ってるの?君の人生の一大事だよ!刹那的な怒りなんて時間とともに薄らいでいくもんだって」
「取りあえず、今を凌げば後は俺が何とか話付けてあげるからさ」
「今はなんとかして、金作る方法考えようよ」
「あいつに切れられて、もしも関係者に全部暴露されたら、君どうするの?」
「もしそうなったら、地の果てまで逃げるしかないよ?一生」
「君、それでいいの?」
間男2号
「・・・わかりました・・・でも金ないっす、俺、どうしたらいいんですか?」
U君
「・・・う〜ん、そうか、そうだよな、困ったな」
「・・・残りの時間も後2日か・・・」
「わかった、しょうがない、俺が金融業者紹介するから、明日の朝から回ろう」
「俺も口添えするから多分なんとかなるよ」
「その上で、奴の怒りが醒めてきた頃合を伺って俺が話しつけてやるから」
「奴と俺は長い付き合いだからさ、きっと俺の助言は聞き入れるからさ」
「一時の怒りが醒めたら、人間、案外話し早いから」
「心配しないで俺に任せてよ」
間男2号
「本当ですか!、助かります!お願いします」
704 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:43:00
そもそも私と一緒に現場に凸したU君の言葉を鵜呑みにして、信頼するなど実際には考えられないことですが、25歳のかれの周りには適切な助言を出来る人間なんて皆無です。
結果、彼はU君が進めるとおりにその場しのぎの道を選択しました。
彼の進めのままにとりあえず誠意を見せて、私の怒りを静めるために、半金を入金しようと。
U君が紹介したサラ金を始めとする金融業者を期限日の前日、当日を費やしてまわり、彼は期日までに400万を何とか用意しました。
そして今日の午後、私の口座に400万が入金されました。
私達にとっては当初から、どうやって彼に「悪徳」金融業者から借金させるか?それが一番の課題でしたが、人間はせっぱつまって追い込まれると弱い生き物ですね。
もし、後ほんの少しの冷静さがあればいくらなんでも気がついたはずです。
自分が今いかに愚かなことをしようとしているかを。
彼もまた間男1号と同じように、決定的な間違いを犯しました、もう逃れる術はありません。
708 名前: 開戦 ◆4hol74DQIE 投稿日: 2008/08/29(金) 22:49:27
ある意味では、私以上に人妻3号さんのご主人は面子の世界に生きていらっしゃいます。
銭金などには一切拘泥しないでしょう。
やはり一般的には、ちゃんとした企業で就職するには住民登録なんてのは避けて通れないでしょう。
しかし、もしそれをすれば恐らくたちまち彼を追っている陣営にかれの居所は分ってしまいます。
勿論、親兄弟や親戚のところになど逃げ込めばすぐにつかまります。
それに借り入れの原因債務が不法行為による損害賠償債務では、自己破産も難しいと考えられます。
私は間違っても時効を成立させないように適宜中断を行うだけです。
そしてもし面倒になれば、ただ同然で第三者に債権譲渡するだけのことです。
【1/4】 【2/4】 【4/4】