スポコス汗だくSEX4本番! 体育会系・鈴村あいり
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681 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 21:47:56
ビッチと私の共通の友人「男性」からしきりと私に電話がかかってきます。
彼は、まるで自分のことのように必死で私に離婚を思いとどまるように説得してきます。
彼がビッチから聞かされている話は、どうやら事実とは程遠いもののようです。
段々とビッチが年をとり、昔のような輝きを失った自分が、一生懸命愛し尽くしたにもかかわらず、徐々に私が以前のような興味を失ってしまい、無関心になった。
結果寂しさに耐え切れなくなった彼女が、熱烈に求められ、ついつい関係してしまったとそんな話になっているみたいです。
ビッチはそれでも自分は私のことを愛しているし、私なしの人生は考えられないと訴えているようです。
ある意味では、今回の事件をビッチの目線で見ればそれが真実なのかもしれません。
悲しいことに彼女には、年齢や容姿など関係なく、そんな単純な話ではないもっと深い愛情もこの世に存在することがどうしても理解出来ないようです。
愛されるには、それなりの根拠と資格がいるとの思いから離れられないようです。
勝気で身勝手で贅沢で我侭、でもそんなビッチを私は心から愛していました。
しかし伝わりませんでした、残念ながら。
もしも彼女に「私は綺麗?昔と変わらずに?」って聞かれたら、私は躊躇なく答えたでしょう。
「ああ、綺麗だよ、今の君は昔よりずっと」って、今私の報告を読んでいてくださる皆さんにはきっと分っていただけると思います。
でも残念ながらビッチにはそんな思いは伝わりませんでした、この状況になってさえビッチが頼ったのは「男性」でした、自分が「女」として。
些細なことかも知れませんが、私はそれが残念です。
687 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:13:13
最後に、間男2号関係の報告です。
もとより、年収300万の彼に800万の慰謝料が即金で払えるはずなどありません。
逆に払って貰っては困るのですがw
やはり間男2号は我々の予想通りに、人妻2号に泣きつきました。
彼が関係していた、ビッチを含めた3人の人妻のうちでは、人妻2号が年齢がいっていることもあり、一番彼に溺れていました。
興信所君が先日間男2号の部屋から押収した資料の中にも、ビッチ及び人妻3号関係のSEX動画や画像などはほとんど皆無だったのに対して、
(詳しく言えば、ビッチのものは皆無、人妻3号のものはあまり際どくないものが数点といった状況です。)
人妻2号の場合は、気合いの入ったオナニーシーンを携帯の動画で撮影したもの、ハードなフェラ動画、中だし後に満足そうに微笑んでいる画像、などなど大量にPCに保存されていました。
興信所君が監視しているとも知らずに、間男2号は事件の4日後には自らの部屋に人妻2号を呼びました。
弱い頭で必死に考えたのでしょうが、そんなことは百も承知です。
いかに裕福な人妻とはいえ、800万もの大金はそうそう簡単に右から左というわけにはいかないでしょうが、それでも万が一にも支払われては作戦が台無しです。
690 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:20:49
すかさず興信所君が動きました。
その日の夜には、人妻2号に連絡をつけ、翌日の夜には交渉は成立しました。
内容は、人妻2号と間男2号の不倫の事実を示す全ての証拠を彼女に引き渡し、その事実を闇に葬る代わりに、彼女は間男2号との一切の関係を絶ち、一切の援助をしないこと。
あっさりと話はついた模様です。それはそうでしょうね。
いくら真剣だのなんだのと言っても人間自分の立場が決定的に危うくなれば目も覚めますよね。
まあ、彼女は興信所君の寛大な申し出に感謝していくらかのお礼はしたようですが、俺はそこら辺は詳しく知りません。
あてにしていた人妻2号に手のひらを返されて、間男2号君は進退窮まりました。
人妻3号に泣きつくわけにはいきません。彼女は○○のキャバクラでナンバー1だった過去もあると噂される女性です。
家のビッチと同じで男に貢ぐようなタイプの女性ではありません。
それに彼女のバックボーンは、あまりにも危険です。興信所君でさえ危険過ぎて触れません。
私は、彼女には最後の起爆装置になって貰うつもりです。
693 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:28:01
今の段階で高飛びされては、元も子もないので、しっかりと興信所君が監視していますが、余程今の人気インストラクターという立場が居心地がいいのか、全くそんな素振りはありません、ただこの時点で彼が準備できた金額は100万足らずです。
私の友人のU君は、間男2号が勤務するジムの古くからの常連会員です。
人気インストラクターの間男2号とU君は結構長い付き合いで、度々一緒に宴会などをしている間柄でした。
自分がいかにモテルか、どこそこの美人人妻と関係しただの、あの可愛い娘とこの間関係しただの、そんな下らない自慢話を酔うと有頂天になって語っていたそうです。
U君は、そんな調子に乗って無軌道な行いを繰り返す、間男2号のことが反吐がでるほど嫌いだったのです。
間男2号を嫌っていたのは何も、U君だけではなく、多くの男性会員が快く思ってなど決していなかったそうです。
そんな回りの人々の思いなど知る由もなく、自分がちっぽけな世界で、誰からも好かれていると愚かな若者が勘違いしてしまうのも、ある意味ではしかたがないのかも知れません。
696 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:33:10
凸直後から、U君は間男2号と私との橋渡し役を演じていました。
人妻3号さんのご主人の過去から現在までの詳しいプロフィールを、興信所君が調べた詳細な資料に基づき教えて、もしも人妻3号さんのご主人がこのことを知った場合、間男2号君がどれほど危険な羽目になるかも力説しています。
そして、現職の「敏腕弁護士」がもしも職務や、損得に係わらず復讐に走れば、憎むべき相手の人生にいったいどれほどのことが出来るのか、親身になって教えました。
何よりも、最愛の妻のあられもない姿を見て、妻を奪った相手に対して常軌を逸した私がどれほど危険な存在であるかを彼は根気よく説明しました。
700 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:37:44
U君
「とりあえず、今は彼を刺激しないほうがいいよ、昔から怒ると何しでかすかわからない奴だから」
間男2号
「でも、800万なんて俺は絶対に払えませんよ、無理です」
U君
「だよね・・・いくら何でも無理だよね」
「わかった、俺が何とかもうちょっと現実的な線で交渉してみるよ」
間男2号
「お願いします、助けてください!」
こんな感じだったらしいです。
U君が大笑いしながら語ってくれました。
そして翌日のU君
「いや〜、あいつ怒り狂っててさ、随分苦労したけど、最後は納得させたよ」
「取りあえず400万を期日までに払えば、残りの半分は待ってくれるって言ってるよ」
「何なら、長期の分割でもいいって」
間男2号
「・・・400万ですか・・・無理です、百万しかありません」
U君
「何言ってるの?君の人生の一大事だよ!刹那的な怒りなんて時間とともに薄らいでいくもんだって」
「取りあえず、今を凌げば後は俺が何とか話付けてあげるからさ」
「今はなんとかして、金作る方法考えようよ」
「あいつに切れられて、もしも関係者に全部暴露されたら、君どうするの?」
「もしそうなったら、地の果てまで逃げるしかないよ?一生」
「君、それでいいの?」
間男2号
「・・・わかりました・・・でも金ないっす、俺、どうしたらいいんですか?」
U君
「・・・う〜ん、そうか、そうだよな、困ったな」
「・・・残りの時間も後2日か・・・」
「わかった、しょうがない、俺が金融業者紹介するから、明日の朝から回ろう」
「俺も口添えするから多分なんとかなるよ」
「その上で、奴の怒りが醒めてきた頃合を伺って俺が話しつけてやるから」
「奴と俺は長い付き合いだからさ、きっと俺の助言は聞き入れるからさ」
「一時の怒りが醒めたら、人間、案外話し早いから」
「心配しないで俺に任せてよ」
間男2号
「本当ですか!、助かります!お願いします」
704 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:43:00
そもそも私と一緒に現場に凸したU君の言葉を鵜呑みにして、信頼するなど実際には考えられないことですが、25歳のかれの周りには適切な助言を出来る人間なんて皆無です。
結果、彼はU君が進めるとおりにその場しのぎの道を選択しました。
彼の進めのままにとりあえず誠意を見せて、私の怒りを静めるために、半金を入金しようと。
U君が紹介したサラ金を始めとする金融業者を期限日の前日、当日を費やしてまわり、彼は期日までに400万を何とか用意しました。
そして今日の午後、私の口座に400万が入金されました。
私達にとっては当初から、どうやって彼に「悪徳」金融業者から借金させるか?それが一番の課題でしたが、人間はせっぱつまって追い込まれると弱い生き物ですね。
もし、後ほんの少しの冷静さがあればいくらなんでも気がついたはずです。
自分が今いかに愚かなことをしようとしているかを。
彼もまた間男1号と同じように、決定的な間違いを犯しました、もう逃れる術はありません。
708 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:49:27
ある意味では、私以上に人妻3号さんのご主人は面子の世界に生きていらっしゃいます。
銭金などには一切拘泥しないでしょう。
やはり一般的には、ちゃんとした企業で就職するには住民登録なんてのは避けて通れないでしょう。
しかし、もしそれをすれば恐らくたちまち彼を追っている陣営にかれの居所は分ってしまいます。
勿論、親兄弟や親戚のところになど逃げ込めばすぐにつかまります。
それに借り入れの原因債務が不法行為による損害賠償債務では、自己破産も難しいと考えられます。
私は間違っても時効を成立させないように適宜中断を行うだけです。
そしてもし面倒になれば、ただ同然で第三者に債権譲渡するだけのことです。
709 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:50:23
携帯のアホがうるさいので、ちょっと苦言を呈しておきましたw
728 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 23:57:48
>>726
嫁の言い訳を無条件に信じているアホな友人にです。
ほとほとうんざりしてしまい、切れて怒鳴ってしまいました。
713 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:52:49
これ以降は私の妄想ですが、私が何も彼を追わなくても、彼に煮え湯を飲まされた悪徳金融業者が恐らく彼を追い続けることでしょう。
そして、それよりも遥かに強力な、決定的に面子を潰された人妻3号さんのご主人がケジメをつけるために彼を追うでしょう。
若干25歳のみそらで、現代社会のあらゆる闇に追い続けられる人生は、さぞかしハードボイルドなものになることと想像します。
若き日に、ほんのちょっとだけ勘違いをしてしまったために、その後の人生が全て閉ざされ、否が応でも暗黒面で生きていかなければならないとすれば、それはたとえようもないほど苦しく悲惨なものでしょう。
彼が厄一本気で交際していた同じジムの独身女性会員にもまもなくかれの全ての所業を記した文書が送付されます。
彼もまたすべてを失い、逃亡先で自分の周りを色濃くとりまく絶望的な「焦土」を見て、いったい何を思うのでしょう。
714 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:53:36
ひとたび燃え広がった憎しみの炎は、あらゆる物を焼き尽くし焦土に変えます。
それはもはや誰にも止めることはできません。
人妻2号さんのご主人の敏腕弁護士さんも、愛する妻が自分を裏切った決定的な証拠を目にすることになります。もうじきに。
不倫は、不毛ですね、当人達にとってはささやかな快楽にすぎなかったことでしょう。
何の罪悪感もなく、誰を傷つけるつもりもなかったのかもしれません。
でも、その結果は・・・裏切られた人間達の心を恨みと憎しみの炎が焼き尽くし焦土に変えてしまいます。
優しかった人達を鬼に変えてしまいます。
大切にしてくれた夫を失い、目の前に広がる自分を糾弾する裁判の数々。
あるいは社会的地位のある有能な弁護士の妻の座。
あるいは闇社会と関係しながらも家族のことだけは大切に守ろうとした夫、そしてそれを裏切ってしまった悲しき妻。
自分が人生をかけて愛した妻を裏切り、その結果として二人で暖めてきたマイホームの夢を理不尽に経たれてしまった夫婦、自からの無軌道な行いによって地獄の果てまで追われる若者、まあ私の妄想ですが。
彼等が、ほんのちょっとだけ、大切な相手のことを考えて思いとどまることが出来たなら、こんな悲惨な状況には決してなりはしませんでした。
でもそれでもやってしまう、人間は悲しい生き物ですね。
715 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/29(金) 22:54:57
間男1号の奥さんとU君には共通の知人がいます。そうですね、明日の夕方には彼女はその知人を通して全てを知ります。
私は、明日の夜に、間男1号が勤務する会社の「常務取締役 営業本部長」と夕食を共にします。
間男2号の勤務するジムに彼と複数の女性会員との間の不適切な関係を糾弾する書面が明日の朝には届きます。
人妻3号さんのご主人に宛てた郵便物は、先ほど発送されました。
そして私は、自分の身に突然降りかかった不幸な事態を、ある「敏腕弁護士」さんに相談しています。
今の私は、心を焼かれ、焦土にされ、復讐に取り付かれた哀れな一匹の鬼です。
鬼は決して「約束」などを守りはしないでしょう。
もう誰にも止められません。そして恐らく誰一人無傷では済まないでしょう。
731 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/08/30(土) 00:01:41
もうそろそろ寝ます、今日はあまりに激しい一日でした、そもそも酔っ払いすぎました。
お休みなさい。
912 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:30:56
あれから1週間近くがたちます。
日曜日の夜には、間男1号の妻は激しい怒りのままに幼い子供をつれて実家に戻った模様です。
二人の間では壮絶に激しいやりとりがあったようです。
日曜の深夜に間男1号から私に電話がありました。
彼は激昂していて、始めのうち何を言っているのか理解しかねましたが、私は辛抱強く聞いていました。
914 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:36:05
しばらくして落ち着いてきた間男1号
「・・・だましたな・・・俺はちゃんと金を払ったじゃないか!!!」
「なんで妻に伝えた!」
冷笑しながら俺
「いったい何の話をしている?」
「オマエの妻がどうかしたのか?」
激怒して間男1号
「ふざけるな!!!妻に伝えただろう!」
俺
「はあ?何の話だ?俺は知らんよw」
フウフウ言いながら怒りを無理やり抑えて間男1号
「金、返して貰うからな、さっさと返せやコラ!!!」
俺
「悪いが、それは無理だ」
ちょっと唖然として間男1号
「エッ?何でだ?」
「お前は金を払えば一切忘れるって言ったじゃないか!」
俺
「知らんな、どこに証拠がある?」
間男1号
「・・・ちゃんとそう言っただろうお前!ふざけるな!」
俺
「オマエの空耳だろwでもこれだけは言っておいてやるよ、俺は伝えていない、俺はな」
間男1号
「・・・ふざけるな、ふざけるなよテメー、殺してやるよ、絶対に殺すぞお前!!!」
俺
「殺りたきゃ殺れや、だがこれで終わりだと思うな、覚悟しておけ!」
やや気おされて間男1号
「・・・・・・」
915 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:38:55
こうして彼との深夜の電話は終了しました。
彼の妻は、貧しい境遇で育ったがためにある意味ではまっすぐな女性だったようです。
家庭に恵まれなかったからこそ、自分の家庭は大切にしたかったのでしょう。
彼女にとっては、恐らく、夢にまで見た裕福で幸福な家庭です。
人間はそれまでの自らの人生で得られかったったにこそ執着します。
ある意味では、だからこそ彼女は、ひたむきに、貞淑に、彼に尽くしたのかも知れません。
しかし、それが間男1号には物足りなく映ったのかもしれません。
移り気な、小悪魔的な私の妻が魅力的に見えたのでしょう。
ともかく彼は、まっすぐで献身的な女性のひたむきな思いを裏切ってしまいました。決定的に。
彼ら夫妻がこのまま破局するのか、幾多の苦難を乗り超えて復縁するのかは、「神のみぞ 知る」です。
916 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:40:42
私が伝え聞いたところによると、彼女の悲しみと怒り、絶望には壮絶なものがあったようです。
彼女と私の友人のU君の共通の友人の進めもあり、彼女は実家に帰るとすぐに弁護士に相談した模様です。
その上で、ビッチに不貞による慰謝料請求の書面が届いたのが昨日のことです。
請求額は600万だそうです。
昨日の夜にビッチから泣きながら電話がありました。
920 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:43:47
事実関係を私に伝えた上でビッチ
「あいつが私に言い寄ってきたんだよ、私は、そんなつもり全然なかったのに」
「なんで私が悪いの、私は、あいつに言い寄られて騙されただけだよ」
「男のほうに責任があるんでしょ?なんで私がみんなに責められるの、おかしいよ」
「貴方には悪いと思ってるけど、でもこんなの理不尽でしょ!おかしいよ!」
「・・・お願い助けてよ」
「助けて、私苦しいよ」
俺
「おまえが自分のしでかした罪に気がつくには、まだまだ時間がかかるのかもしれんな」
「いったい自分が何をしたのか?おまえの無軌道な行動がもたらした結果がどんなものか、自分の目で見てしっかり考えろ」
「これが俺の最後のアドバイスだよ」
「俺は、お前を助ける気も、お前とやり直すつもりも一切ない、残念だが」
「これを最後に俺はお前ともう話をするつもりはない、これ以降は弁護士を通してくれ」
「サヨナラ」
号泣しながらビッチ
「待って!待って!お願い!ごめんなさい、ごめんなさい、これで最後なんて嫌だよ、絶対にいや!貴方は私を守るって言ったじゃん、守ってよ、助けてよ」
不毛な会話ですね、でもこれが俺が心から愛し慈しんだ妻との最後の会話だと思います。
923 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:46:53
ビッチとの裁判離婚を前提にした調停を近日中に私は申し立てます。
「敏腕弁護士」でない、仕事の関係がある仲間の弁護士を通して。
「敏腕弁護士」から電話がありました。
敏腕弁護士
「あなたがどんなおつもりで私に相談されたのかは、わかりません」
「ただ、私はあなたからのご依頼を受けることは出来ません」
「・・・ご理解いただけることと思いますが・・・」
「しかし、伝えてくれたことには感謝します」
「ですから、あなたのご友人に私の妻がお支払いした金銭は、ご返却いただかなくても結構です」
「・・・貸し借りなしでいいですね?・・・」
俺
「・・・了解しました、ご迷惑をお掛けしました、お詫びいたします。」
924 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:49:42
この後彼らの家庭がどうなるかは、私にはわかりません。
ただ、私が彼に提出した人妻2号の不倫の証拠の数々を見て、いったい彼は何を思いどうするのでしょう。
彼もまた、妻を、家族を守るために懸命に世の中と戦ってきた立派な戦士です。
そんな彼の心情を思うと、他人事ではなくやりきれない思いがします。
ただ、私は知らなくていい、あるいは、知らない方がいい真実なんて存在しないと思います。
たとえそれがどんなに辛い現実だったとしても、起こってしまった以上は知らなければいけないと思います。
927 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:51:14
U君の報告によると、間男2号の勤務するジムの会員で、人妻3号と懇意にしていた会員の話によると、顔に青を作り、痛々しい様子の人妻3号と話をしたそうです。
もともと彼女は、鬱の気があったそうですが、その時には酷い状態だったらしく。
半狂乱で泣きじゃくりながら、うわ言のように「殺される、殺される、助けて、助けて」って呻いていたそうです。
ただし、その後も彼女は元気に生きているようですので、そんなに心配は要らないのかも知れません。
ただ、これをきっかけに彼女の脆弱な心が壊れることがないように、心から祈ります。
931 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:54:19
さて、間男2号です。
われわれは、間違っても突然、彼が拉致されたりしないように厳重に監視していたつもりだったのですが。
人妻3号さんのご主人の動きは、電撃的な速さでした。
いつもは午後からしか、彼のレッスンはありませんので、11時頃には出勤するのですが、その日の早朝に彼は支配人から呼び出しを受け、結果彼は9時前にはジムに到着していました。
勿論、前日の昼前に到着した間男2号の行状を告発した文書を読んだ支配人が、自分なりに事実調査をした上で、真っ青になって翌早朝に呼び出しをかけたのですがw
しかし、結果的にそれが間男2号に味方しました。
彼のスケジュールを妻から聞き出した人妻3号さんのご主人も、さすがに当日のイレギュラーな状況は把握できなかった模様です。
933 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 22:58:50
彼の自宅を監視していた興信所君が10時ごろに引き上げようとした直前に、怪しげな車が数台、間男2号のアパートに到着したそうです。
非常事態を察知した興信所君は、速攻で間男2号に張り付いているU君に事態を伝えました。
その道のプロ達の動きの早さを熟知している友人二人は緊迫しました。
興信所君から連絡を受けたU君は、間男2号が事情聴取を受けている支配人室に駆け込みました。
唖然とする二人を前に、U君は間男2号に目前に迫っている決定的な危険を伝えたのです。
何しろ時間がありません、自宅で肩透かしを食らったプロの一団が次にマークしているのは、間違いなくそこです。
935 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:04:11
以下、彼らの会話です。
U君
「やばい!ばれたよ、今すぐ逃げな!」
間男2号
「エッ?何ですか?どうしたんですか?」
U君
「人妻3号の旦那にバレタ、すぐに逃げろ!時間がないんだ」
情けないぐらい呆然として支配人
「エッ?・・・ああ、お、お早うございますUさん、な、何事ですか???」
U君
「事情はご承知示ですよね」
「もう直ぐにここに彼を捕まえるために893の一団がやってきます」
支配人
「な、なんですってーーーー???」
U君
「時間がないんです!彼をこのまま逃がします、いいですね!」
「それとあなたも覚悟を決めて下さい、どんな言い訳でもいいですから、とにかく時間を稼いで下さい、お願いします」
支配人
「ヒョ、ヒョエーーー!!!なんですと?なんですってーーー?」
U君
「このバカ雇ったのあなたでしょう!」
「責任取りなさい!」
支配人
「ち、違いますよ、コレ雇ったの本社ですもん!」
「私はしりませんよ!」
「それに、私には家族があるんです!」
U君
「んなこたー知りませんよ、とにかく後は任せましたよ!」
支迫配人真っ青で呆然として
「ヒ、ヒ、ヒエーーーーーー」
936 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:05:14
状況把握が全くできていない間男2号、バカ面で
「エッ?何で?・・・でも俺、お金払いましたよ?」
U君
「んなこた知らねーよ!ともかくバレたんだ!追手がかかってる、すぐにここにも押しかけてくるぞ!」
「捕まったら殺されるぞ!」
「わかってんのか?ドアホウ、時間がねーんだよ」
「逃げるのか?捕まって殺されるのか?どっちだ?」
「ぼけっとしてんなよ、オマエさ〜」
まっ青な顔で間男2号
「・・・助けてくらさい!!!」
「助けてくらさいーーー!!!」
U君
「分かってる、とにかくすぐに逃げるぞ!」
間一髪だったそうです。
U君は、間男2号を自分の車に乗せると、ダッシュで発進し100キロ以上離れたとある山中の駅で彼を降ろしたそうです。
トレーニングウエア姿の間男2号に電車賃として2万円渡したそうです。
それがわれわれが間男2号を見た最後です。
しかし、タンクトップにジャージー姿で2万円握りしめて彼はその後どうしているのでしょう?
939 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:09:16
実際にはわれわれは、仮に現場で間男2号が捕まったとしても、殺されるような事態になるとは全く考えていませんでした。
せいぜい死ぬほど脅されて高額の慰謝料しょわされるぐらいのことだと思います。
どう考えても、逃げるよりはマシだったと思います。
しかし、われわれは、声高に危険を強調して、殊更に危機感を煽り、恐怖のままに彼を逃げ出させました。
一旦逃げてしまえば、後は逃げ続けるしかありません。
しかし、この後間男2号の人生にはどんな試練が待ち受けているのでしょう。
ただ、私は無事に彼が逃げ延び、追っての手に落ちることがないことを心から望んでいます。
1日でも長く逃げて貰わなければ。最低でも3年ぐらいは逃げて欲しいw
ガンバレ!間男2号。
941 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:11:44
一方、必死の支配人は、それなりにいい仕事をしたみたいです。
押しかけたプロの人たちを相手に、時折ウゲッっとかなりながらも、ある程度の時間を稼いでくれたのです。
まあ、最も支配人は、昨日本社に辞表を提出すると、今日からすでに出社していません。
真面目な彼は、その後も度々訪れたプロ達のプレッシャーに耐え切れなかったのでしょう。
度々姿を見せる、不穏な空気を身にまとった男達、そして全くこなくなった間男2号と噂があった人妻達。
噂が噂を呼んでジムはそのことで持ちきりの様子です。
新しい支配人は、まだ着任していません。
まあ、しかし本社が誰かから雇用者責任の問題で追求されるのは、時間の問題でしょう。
間男2号はやりすぎましたね、それと、ここまでことが公にされてしまっては、どうしようもないでしょう。
彼のアパートの駐輪場の片隅で、突然主を失った、彼の赤いマウンテンバイクが寂しげに
佇んでいます。
944 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:16:17
間男1号には、自分を愛し、信じ、尽くしてくれた「妻」はもういません。
仮に、彼の努力でもう一度やり直す機会を与えられたとしても、ただひとつ言えることは、それはもう前の妻とは別の人間です。
一度心が悲しみのあまり死んでしまった人は、もう二度と返ってはきません。
禁断の反魂の法を用いたり、四国88箇所を逆巡りして、仮に取り戻すことが出来たとしても、帰ってきた人は以前の愛する人間とは別の人格なのです。
彼は今、愛が確かに存在した「家」に一人取り残され何を思っているのでしょうか?
947 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:18:41
彼の会社の「常務取締役 営業本部長」は私との会食の折に言いました。
「・・・下らない男だな、悲しいことだが」
「しかし、会社としての処分はあえて差し控えさせて貰う」
「ただし、そんな男を俺は絶対に信用しない、ケジメはつけさせる、彼の人生で」
「それでいいな」
俺
「どう処遇されようともそれは、あなたの会社の問題です、私はこれ以上口を出す権利もなければ、その立場にもありません。」
常務取締役 営業本部長
「わかった、ただな、お前は一刻も早くこんなことを忘れて、新しい嫁をもらえ」
「今度はおれが仲人でもなんでもやってやるから」
俺
「ありがとうございます、心より感謝いたします」
948 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:21:51
後は、直近の情報によると、人妻3号さんは、どうやら、あのまま心が壊れてしまったようで、今現在実家に戻っている模様です。
何を話しかけてもほとんど反応がないようで、海老のように体を折り曲げて、ただひたすら前後に体を揺すって、呆けたように幸せな表情をしている状態なのだそうです。
外界とのコンタクトを自ら遮断した彼女の表情は、妖艶に、にっこりと微笑んだ状態で固まっているそうです。
果たして彼女が自身の行いの結果自ら招いてしまった、絶望的な現実を受け入れ、正気に戻る日が来るのでしょうか?
ある意味では、永遠に、自分の命が尽きるその最後の瞬間まで自らが作りあげた「夢」の世界に決して醒めることなく留まるほうが、遥かに幸せなのかもしれません。
私は、人妻3号さんのご主人から、連絡があると思っていましたが、今日までのところ私及び友人2名のところには、彼からのコンタクトはありません。
彼の元に妻の不貞の事実を知らせたのが、われわれであることは彼なら当然に承知しているはずにもかかわらず。
その理由は、彼と同じく愛妻に裏切られた私は、なんとなくですが分かる気がします。
ただし、そんな彼の心情を事細かに解説するつもりはありません。
950 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:26:57
人妻2号さんは、ジムの常連の女性会員の間では、ボス的な存在でした。
一番仲がよかった女性会員に彼女が電話で語ったところによりますと。
母親が脳梗塞で突然倒れてしまった、命に別状はないが、母親の看護と取り残された父の面倒を見る必要があるので、今は実家に帰っている。
どれぐらいの時間がかかるか分からないが、状況が落ち着きしだい戻るのでよろしくとのことです。
もっとも、人妻2号を除くほぼ全ての会員が今現在ジムに何が起こっているのかを知っていますので、電話を受けた女性の心中はさぞかし複雑なものだったことと思います。
しかし、自身がそんな状況になってさえ、それでもまだ体面を必死で取り繕わなければならない女性の社会も若々に大変なものがありますね。
恐らく彼女が戻ってくることは無いと私は思います。
何故なら、私は彼女の夫の「敏腕弁護士」に全てを伝えた人間ですから。
最後に、間男2号がただ一人真面目に交際していた独身の女性は、けなげにも必死で忘れようとしていて、新しい恋を探しながら前向きに生きているそうです。
952 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:29:12
多くの人が「気化爆弾」の影響をうけ、心を、あるいは人生そのものを「焦土」にされてしまいました。
狂気にかられとたヒトラーが出した「全土焦土」化の命令は良識ある側近の判断により実行されませんでしたが、怒りと復讐に支配された私は実行してしまいました。
悲しい現実ですね。
ある意味 私はこの結果を予想した上で今回の行動にでましたが、あまりに悲惨な状況に正直戸惑っています、これから私も色々な裁判などに付き合わなければなりませんが、それも私の人生の宿命なのでしょう。
どうであれ、「全土焦土」化のために、「気化爆弾」を投下してしまった私には、最後の瞬間まで見届ける義務があると思います。
954 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:31:33
妻の不貞に気が付いて以来数ヶ月、復讐だけを心のより所として今日まで頑張ってきました。
しかし辛く、厳しい日々でした。
30代も終盤を迎えた私は、当初はメタボ気味で悩んでいたのですが、この数ヶ月の戦いによる苦悩と、胃痛のため、みるみる体重が減少していき結果10キロ近くも痩せました。
激痩せですよね。
おかげですっかり引き締まり、メタボの心配はなくなりましたがw
959 : 開戦 ◆4hol74DQIE : 2008/09/04(木) 23:40:02
一人の女性がそんな私の様子をずっと心配していてくれました。
彼女は、私の秘書で今年で27歳になる女性です。
私は、彼女には何も話してはいませんが、それでも毎日長い時間一緒にいますので、分かってしまうのでしょうね。
この1週間は、外食ばかりでは体に悪いからって毎日お弁当作ってきてくれています。
そのお礼のために、今夜シティーホテルのレストランで夕食をご馳走しました。
たわいもない会話に花が咲き、私には久しぶりにくつろいだ楽しいひとときでした。
その折りに、一瞬だけ真顔になって彼女がいいました。
「・・・どうして何にも話してくれないんですか?」
「・・・社長は私といても楽しくないですか?」
「私じゃダメですか?・・・」
勿論そんな彼女の気持ちに気が付いていなかった訳ではありません。
しかし、今の私は心に深手を負いすぎていて、心を開き誰かを愛するにはあまりに臆病になっています。
再び誰かを愛し、裏切られるのが怖いのです。
私は傍らく少し悲しそうに言いました。
「・・・そんなことないよ、そんなことは」
「でも・・まだ無理なんだ・・もう少し時間が欲しい・・・」
私を見つめ一瞬だけ寂しそうに微笑んで彼女
「・・・わかりました、でも、もう悲しまないで、苦しまないで」
「ずっと私が一緒にいてあげるから」
ご愛読心より感謝いたします。今回で終了させて頂きたいと思います。
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