【独占】【新作】愛おしい彼女と、いつもより大胆で興奮しちゃうエッチ。
【1/6】 【2/6】 【3/6】 【4/6】 【5/6】 【6/6】
633 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:01 ID:N5ZBhT8n
そういう事は我慢できない性格の彼女なんで そのD君を皆から少し離
れたところに呼び真剣に諭したんだそうだ。
このD君もたまたま周囲の大人やクラスメートが使う言葉を なんの気
なしに使ったという事は彼女にもわかってるんだけど、例えそうであっ
ても いや そうだからこそ、今のうちにでもちゃんと使ってはいけない
言葉とか、傷つけられた人間がどれだけこころに痛手を負うか、
ということについて泣きながら話したそうです。
D君がいい子で、物事の善悪はちゃんと分かるはず、
だと思ったからなんだろう。
634 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:03 ID:N5ZBhT8n
「ちゃんと分かってくれてると思うよ」
「そうかな」
「うん、大丈夫。それだけ真剣に大人から諭される
なんてあまり経験がない事だったろうし、
君の言う そのD君ならちゃんとわかってくれてるんじゃ?」
「そうだね・・・そうだといいけど」
635 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:07 ID:N5ZBhT8n
で、おやすみなさいを云って電話を切った。
会話の間、彼女の真剣さ、真面目さに改めて尊敬をおぼえたよ。
うーーーんこういうところが好きなんだ。
人の傷つけることがどれだけいけない事か。
という事を実習先の生徒に諭す
その当人が今まさに俺を苦しめてるんだけど??
636 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:08 ID:N5ZBhT8n
それを言ったらおしまいなんだけどね…。
あー分からん。
でも裏切られたのに、こういう面をちゃんと知っているから
決して嫌いに、憎むことができない。
637 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:16 ID:N5ZBhT8n
なに書こうとしてたんだっけ…。ちょっと放心してた
638 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:19 ID:N5ZBhT8n
夕方少し寝たせいで目がさえてしまったよ。
あ、思い出した。
こういう真面目な、頑張り屋の彼女がさ
セックスにおいてあれだけ淫乱な振るまいができるってことが
堪らなく好きだったする。
このギャップの激しさに興奮してしまう・
639 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:22 ID:N5ZBhT8n
二月に彼女を尋ねた後の電話では、
俺はじめてテレフォンセックスを彼女とした。
ローターとバイブ(ちょっと可愛い形のやつ)は
俺が買い与えていた。
ははは、なに書いてんだろ・
640 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:25 ID:N5ZBhT8n
このテレryでは彼女が積極的にリードしたな。
女のセックスはイマジネーションが大事とは
なにかで読んだ事あるけど、なるほどなって思った。
写メで自分で慰めている写真を撮らせたこともあったよ。
641 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:27 ID:N5ZBhT8n
随分長い事書き込んだ気がする。
終わるんだろうかw
やっぱりまた酔ってしまったよ。ごめん。
642 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 00:29 ID:N5ZBhT8n
無理にでも寝てみよう。眠れるんかな
ごめん みんなおやすみ。続き明日チャレンジする。
あと叩きよろしくな!
643 :えっちな21禁さん:04/06/28 01:07 ID:6SXCZCCt
仕方ないな、漏れが叩いてやる
ゆっくりだらだら書きやがれ
ここに書くことで癒されるってこともあるだろうからな
648 :えっちな21禁さん:04/06/28 04:00 ID:D4btBMkN
>>646 おまいが恥ずかしがることはない。
恥ずかしいのは浮気した彼女なのだから。
正々堂々と空元気であろうとも胸を張って前向きにイ㌔。
何事もなかったように振舞ってさっさと別れるのが彼女への最大の復讐だ。
気にもしてもらえないほどの存在だったことをアピールしれ
650 :えっちな21禁さん:04/06/28 14:17 ID:cKKblSha
結局、彼女の部屋にあったコンドームは別の男が買ってきたの?
それと、浮気相手は今のところ2人って事でいいのかな?
651 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 15:59 ID:N5ZBhT8n
>>650さん
分かり辛い文章ですまん。ゴムの件、浮気相手の件は近いうちに
書き込めると思う。
とりあえず遠距離始まってすぐ付き合った歯科大生は
浮気カウントには入っとらんよ。
652 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:06 ID:N5ZBhT8n
なんかね、ここに書き込んでやっぱし良かったと思う。
アルコールの力借りてというのが情けないけど。
昨夜もあんまし眠れんかったんだが、
なんというかここしばらくの
心臓が締め付けられるような感じではなかった。
文章にしてみて色々と考えたことがあった。
なるだけ他人にちゃんと伝わる
文章にするには取捨選択が当然必要なんだけど、
そこで書き漏らした他人にはどうでもよい事が、
俺と彼女の関係でめちゃくちゃ大切な事だったりする
事に改めて気付いた。
653 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:09 ID:N5ZBhT8n
昨夜布団に横たわって思ったのは、
俺は自分の事だけしか考えて無いんじゃないか?ってこと。
彼女に裏切られた、これは事実なんだけれども 今までの付き合いで
俺はずっと彼女に対して誠実でありえたのか?って事思い返してみると
もちろんそうじゃなく、俺も彼女を何度も傷つけてるはずなんだね。
654 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:18 ID:N5ZBhT8n
彼女が大学通う事になり、遠距離決定。で、その時俺が云った
「お互い、もしかすると好きな人が出来るかもしれないけど
そうなったらしょうがない。
でも人が人を好きになる事はどうしようもない事だから、
その時はちゃんと 教えてくれればいいよ」
ものすごい傲慢だよ。
655 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:20 ID:N5ZBhT8n
もし俺がこの言葉を彼女に投げかけられた、どう思うんだろう?
ってこと、全く考えてなかった。
あの時「なんでそんな事ゆうん?」って返事の意味を
俺は良く考えてみなかった。
656 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:23 ID:N5ZBhT8n
もし彼女が誰か別の男を好きになったとしても、
最後には俺のとこに戻ってくる、と思っていた。
年上である事の余裕を見せたかったんだろう。
それが今はこのザマだもんな。
情けないにも程があるよね。
657 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:26 ID:N5ZBhT8n
浮気された、裏切られた、傷つけられたって
そういうことになったんは、俺が彼女をそういう状況に
追い込んだんじゃないか?って思う。
659 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:33 ID:N5ZBhT8n
相変わらず本筋そっちのけで悪いが、もう少しだけ。
ええとな去年の夏の終わりころ、彼女は
夏休みで俺の家に帰ってきてたんだけど
事故で亡くなられたお父さんの命日が近づいていて、
彼女ものすごく心が乱れてたんだよ。
で、そんな頃のある夜の会話を思い出した。
660 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:39 ID:N5ZBhT8n
「○○ちゃん、神様っておると思う?」
「ん?なに急に?」
「ええとな、わたしはいると思うんよ」
「うん」
「お父さんな、学校の先生だったやろ?前にも話したけど、
すごく荒れてる学校やってさ」
「うん」
「で、凄く真面目な人やったから、
一人一人の生徒の事真剣に考えすぎてさ、
ほんと毎日家に帰ってくるのが遅いで。」
「うん・・」
「ひとりでもさ、急に理由なく学校に来んかったら、家まで尋ねてね」
「うん」
「その子の両親にすごい厭味言われても、めげんくて」
「・・・うん」
661 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:45 ID:N5ZBhT8n
「水までぶっかけられてな、びしょぬれで家に帰ってきて」
「で、遅うなってごめんなA子、腹i減ったわママは?とか云ってさ」
「・・・」
「ごめんなA子、今度休みOO行くて約束してたやろ?って言ってね、
わたしすぐ、あぁまたダメかと思って不貞腐れてさ」
「するとな、ほんとごめんていいながらシュークリームのおみやげくれたんよ・・・」
662 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:51 ID:N5ZBhT8n
「音痴の癖にさ、チェロとか弾いてて もちろん下手糞で」
「音楽の先生じゃないくせに、授業参観を音楽の時間にするんよ、
信じられんやろ?」
「で授業参観の前になるとコーチでわたしが絶対呼び出されてな」
「わたしも友達とか約束があんのやんか?それでも頼むっていうちから行って」
「で、夕方遅くまで合唱の練習して、おやつは全部自腹切ってさ」
「で、帰ったら帰ったで録音したテープ聴きながら
この子が一番音程正しく最れるから、
位置はここで歌ってもらって・・・とかそんな話ばかりなんよ」
663 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 16:55 ID:N5ZBhT8n
「でもな、なんだかんだいうて、その時ってめちゃ楽しかったんよ」
「おかあさんが、やきもち焼くくらい仲良かったわ」
「今考えたら、なんでもう少し自分の家のほうに優しくして
くれんやったんやろう?て思うてしまう」
「・・・うん」
|
664 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:03 ID:N5ZBhT8n
「おとうさんが死ぬ前にな、まぁ学校やらなんやらで
シャレにならんくらい参っとったときにさ」
「おとうさんがどっか外から家に電話してきてな」
「ママは?そう、いやいいよ。なぁA子あのなって」
「・・・うん」
「おとうさんな、今までママやA子のことほっぽり出しとったやろ?」
「これからはな、ちゃんとママとA子のこと考えて、大事にしようと思っとる」
「これまでホントごめんな。A子はホントバイオリン上手くなったな。
ホント自慢の娘や」
665 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:08 ID:N5ZBhT8n
「でわたし、なんかヘンな感じしたんやけど、
・・・うんてだけ返事したんよ」
「俺なA子もママもホント大好きやよ、謝って寝言うんよ」
「で、しばらく黙った後、じゃ今から帰るわ、晩御飯なにかな?って」
「わたしが今日は○○やないかな?って言うと、そうか早う帰るわ。後でなって」
666 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:10 ID:N5ZBhT8n
「でな、それがお父さんとの最後の会話になったんよ・・・」
「・・・」
667 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:20 ID:N5ZBhT8n
「それからおかあさんも怪我して入院するし、わたしは学校行って、
病院にお見舞いに行って、バイトに行って」
「やっと眠れるかと思ったらすぐ学校行かんといけん時間が来てさ」
「ほんとあの時はもう ぎりぎりやったよ」
668 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:27 ID:N5ZBhT8n
「わたし頑張ってるよな?今まで頑張ってきたよな?」
「うん、頑張っとるよ。でももうあまり頑張りすぎは良くないよ。
少しには力抜かなきゃ」
「・・・うん」
「A子が頑張ってるのは俺が一番知ってるしさ、
俺はそういうところをホント尊敬してるよ」
「でもな」
「うん」
669 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:29 ID:N5ZBhT8n
「○○ちゃん、神様って見てくれてるよな?」
「・・・」
「頑張ったら幸せになれるよな?」
「・・・」
670 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:31 ID:N5ZBhT8n
「おとうさんにもう一回会いたい」
「会って、A子はすごいってほめられたい」
号泣・・・・・・
672 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:41 ID:N5ZBhT8n
俺に抱きついたまま、ひとしきり泣いた後、
俺の顔をみて改めて
「なぁ○○ちゃん神様っておるんやろうか?」
「・・・A子のいう神様ってお父さんの事かな?」
「・・・わからん…。うんそうかもしれん」
673 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:47 ID:N5ZBhT8n
この夜、俺もっと他に言うべき言葉があったはずなんだけど、
その後の俺の話ってのが・・・
「神様がおるかどうかは誰も証明できんから俺には分からんよ、
でも人でも動物でも 死んでしまったら、この世から消えてしまうだけ。
ただそれだけだと思う」
「死ぬっていうことの恐さとかは想像でしか分からんけど、
ある状況の人にとってはそれが 救いになるのかもしれんし」
「でも、死ってさ、死ぬことってだけが全ての生き物にとって平等だよね。
死は誰も差別しないし」
バカか俺は…。
675 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:49 ID:N5ZBhT8n
この時の事を昨日思い出してしまって、
なんでもっと彼女に優しく出来んかったんだろう
と思ったよ。もっと他の言葉があったはずなのにね…。
676 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 17:52 ID:N5ZBhT8n
すまん少しのはずがまたもや脱線しまくりだったよ。
ごめん。
えとちょっと晩飯の仕度するんで休憩。
夜に書き込むとしたら今度は
>>622からの続きになる。
今夜書き込めそうも無かったら、一言いれますので。では。
678 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:29 ID:N5ZBhT8n
続き再開するよ。
誘われはしたものの、なにもなかったとの事なので
俺も大分落ちつきを取り戻した。
「で、そいつ名前はなんていうの?」
「K川」
「あのさそのK川の電話番号教えて」
「え、なんで?」
「そいつに電話する。当たり前だろ。
君(イライラしてるときは彼女の事を君と呼ぶ)酔ってたんでしょ?
なにもなかったから良いけど、1歩間違ってたら君が
危ない目に遭ってたかもしれないじゃない」
「だから今後そういう事しないように釘を刺す」
679 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:30 ID:N5ZBhT8n
「○○ちゃん、もう2度とその人とは会わんし、
後ですぐにメモリ消すから」
「そうして。でも1度そいつと話しときたいんだけど?」
「ごめん、それはやめて」
「なんで?」
「その人はもう卒業するけど、まだ学校では顔を会わせるかもしれんし」
「だから?」
「・・・」
「だからなんでさ?なんで電話したらいかんの?」
「顔あわせてしもうたら、気まずいやん・・・」
680 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:32 ID:N5ZBhT8n
この辺でまたイライラしてくる。
「君はダメって言ったのに、それでもしつこかったんだろ?」
「いや強い口調で拒否したらあとは すぐ言うこと聞いてくれたから」
「いや、でもな俺の気持ちが収まらんのやけどね」
「お願いやから。ね?もう絶対外で会う事ないから・・・」
「・・・」
「ね?ほんとごめん」
ここで考えたのは、俺が電話しなくても顔を合わせたら
気まずいには違いなく、K川がもう一度A子を誘う事はないだろう。
実際 俺がK川に電話かけた場合、もしこいつが腹を立てて
彼女にとって悪い風評とかを学内で広められたら、
彼女は学校に居難くなるんでは?という事だった。
681 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:37 ID:N5ZBhT8n
それでも何度か押し問答しているうちに、
ふともう一つ質問するのを思い出した。
「そいつは君は彼氏持ちだということ知ってて誘ったんだよね」
「・・・いや知らん、と思う」
「ハァ??なんで?君、俺と付き合ってるってこと言わなかったの?」
「いや…聞かれんかったし…」
ここで再び怒りが。
682 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:38 ID:N5ZBhT8n
「あのな、聞かれんかったら話さんの?
そう言う事はちゃんと言うべきじゃない?」
「うん…ごめん」
ホントになにもなかったんだろうか?と心証灰色に・・・
彼女は右手薬指に俺があげたプラチナにいくつかの小さいダイヤが埋め込まれた
リングをしていた。
「指輪はしてたんだろ?」
「うん」
「K川ってやつは指輪見てるよね」
「うん」
「ほんとに聞いてこなかったの?彼氏いるの?とかさ」
「うん」
683 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:40 ID:N5ZBhT8n
でこの後
「一言いわさせろ」
「ごめん頼むからそれはやめて」
の問答が繰り返され 俺もいい加減どうでも良くなってきた。
投げやりに
「あぁそう。電話すんのはもういいよ。
でもまた誘ってきたら絶対教えてね。
で、そん時はもう絶対K川ってやつに電話するからな」
「…うん、ごめん…やっぱり怒ってるよね…」
「別に。なんもなかったんだろ?ならいいよ」
「怒ってるやん」
「あのさ明日早いからもう寝るわ」
「…」
「じゃまた明日ね」
カチャ。
684 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:44 ID:N5ZBhT8n
その後 何度か家の電話と携帯が交互に鳴ったが、わざと無視した。
けっこうしつこく掛かって来たのだが徹底して無視してると、
ようやく電話は鳴らなくなったが携帯にメールが。
「心配かけてごめんなさい。本当に悪かったと思ってます。
疑っているかもしれないけどヘンな事はなにもありませんでした。
また明日電話します、おやすみなさい」
返信はしなかった。
685 :えっちな21禁さん:04/06/28 21:47 ID:sfDZ7KiP
いよいよ本題か
686 : ◆5hacwpBqf2 :04/06/28 21:49 ID:hwQv3sBB
だね。
687 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:49 ID:N5ZBhT8n
翌日は、仕事中ずっと気分悪いままで、同僚や機械にやつあたりしたり。
仕事はルーティンワークで、なにも考えずに出来たのがちょっと救いだった。
ただふとすると、昨日の電話のことを考えてしまい、
そうなるとダムに空いたちいさな穴が
どんどん大きくなる様に疑いもどんどん膨らんでくる。
|
689 : ◆QXvek0mrCQ :04/06/28 21:51 ID:hwQv3sBB
いやあ、そんな状況ならそうなっても無理ないような気も…
690 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:52 ID:N5ZBhT8n
なにもなかったって、ウソじゃないか?
電話しないでといったのも怪しいし
とか思ってると電話での彼女の声の調子とか、
細かい事すべてが俺の疑いを肯定しているような気がして、
悪いほうへ、悪い方へ考えてしまう…。
691 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 21:58 ID:N5ZBhT8n
昼休み頃までに俺はひとつ考えが浮かんだ。
彼女にカマ掛けてみようって。
それを思いつくと、早く実行したいと気持ちが焦る。
昨日彼女は本当のことを話してくれたんだろうか?
それともウソをついたのか?
693 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:02 ID:N5ZBhT8n
仕事を終え、彼女にメール
「昨日は不機嫌になってごめん、夜にまた話そう
電話するの遅くなるかも。11時頃かな」
返信は「うん、わたしもごめん。電話待ってます」
694 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:07 ID:N5ZBhT8n
電話する時間を迎えるにつれ、こんなことするのなんか意味が
あるのかどうか分からなくなってくる。
知らんほうがいいこともあるのに。
でも、昨日彼女には何があったのか知りたいという気持ちは大きくて
同時に自虐的かつ、彼女を問い詰めることを喜ぶ残酷な気持ちもあった。
695 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:12 ID:N5ZBhT8n
11時少し過ぎて電話。すぐに彼女が出た。
「・・・おす。あのな昨日ちょっとA子をいやな気持ちにさせたよね、ごめんな」
「いや、わたしが悪いから。わたしこそごめん」
と謝り、一旦話を昨日のことからわざとそらす
「ちょっと電話するの遅かったよね。明日学校は朝から?」
「うん1日みっちり授業とレッスンがあるよ・・・」
また昨日のことを責められると思ってたんだろう。
会話が昨日のことに触れなくてすむと饒舌になった。
696 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:16 ID:N5ZBhT8n
学校が朝からなら起きるのは七時半くらい。
彼女は睡眠時間をたっぷり取る方なので
午前0時頃には寝る予定だろう。
「あまり今日は遅くまで話せないだろ?もう寝る薬のんだら」
「うん…。ちょっと飲んでくる受話器ちょっと置くね」
「うん」
697 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:24 ID:N5ZBhT8n
戻ってきた彼女としばらく学校や仕事の話、楽器の話などをしていると
結構な時間が経っていた。
で、彼女の声も眠たげになってきた。
時計を見るとすでに0時過ぎている。
「もう寝る?」
「いやいいよもうちょつと話したい」と彼女。
でもう少し時間稼ぐために彼女の親友のNちゃんの話を振ったりする
その友達は彼とのことでちょっと間抜けな悩みがあり、
彼女は楽しそうにその話をする。
698 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:27 ID:N5ZBhT8n
ひとしきり話をしていると
「そういえばね・・・」とすでに以前聞いた事のある
親友Nちゃんの失敗談を笑いながらしだした。
その話を俺も笑いながら聞いていて(実際何度聞いても笑えるのだが)
もういいか、俺は思った。
同時にすごい罪悪感も。
699 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:30 ID:N5ZBhT8n
「あのさ、昨日の話なんだけど」
「うん?昨日?」
「ほら学校の先輩とさボーリング行ってきたって…」
「あぁーうん。スコア全貝ダメだったよ。あ、話したか」
声の様子を受話器に耳をあてて伺う。
700 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:35 ID:N5ZBhT8n
「昨日ねほら、Hな話で盛り上がったって言ってたじゃない?」
「あぁ!そうそう詳しく話してなかったよね」
「うん」
「それがねー一緒にいた女のコの友達でさ・・・」
と念の為、話を引き伸ばす。
彼女の口調がどんどんゆるくなってきた。
で、今日の昼に考えたことを実行に移す。
702 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:38 ID:N5ZBhT8n
「昨日A子さ、その学校のK川って先輩に誘われたって話したよね?」
「・・・うん」
流石に声が緊張する。
「俺さ昨日その話聞いてショックだったよ」
「うん」
「でもね、俺A子信じるよ」
「うん。ありがとう」
703 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:43 ID:N5ZBhT8n
今夜の電話ではまだ問い詰めたりはしない。
あくまでも明日の夜のための、前振りだ。
そのK川に関してのどうでも良い話をする。
じつはそんな会話の中身自体にはあまり興味はなかった。
ただ彼女に今夜、K川に誘われた事について電話で俺と話したって
ことだけがうっすら記憶に残ってくれれば良かった。
704 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:48 ID:N5ZBhT8n
せっかくだからどこで、何故、K川と知り合いになったのかを
聞いてみようかと思った。
「その先輩とはいつから知り合い?」
「ええと、うちとは別の学科だけど、その先輩と同郷の女の子がいて
その子はわたしと同じ学科なんよ」
「うん」
「で、わたしほら結構目立ってしまうやんか?
年違っててもあんまし遠慮せんし人見知りもせんし、で」
「うん。それで?」
705 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:50 ID:N5ZBhT8n
「で、その子がクラスに面白い子がいるって
その先輩にちらっと話したらしくて」
「その子と学食でお昼食べてたらたまたまその先輩がおって・・・」
そういうことで二人は顔見知りになったが、
以後はあまり顔も合わすことなく
会っても挨拶をする程度だったそうだ。
706 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:54 ID:N5ZBhT8n
話してるうちに彼女の声はろれつが怪しくなってきた。
駄目押しにもう2、3K川について質問すると
「眠たいでしょ?」と聞く。
「ねむたい!」
「時間大分たった。ごめん話過ぎた。また明日話そう」
「うん!」
「昨日はごめん」
「わたしもごめん」
「おやすみA子」
「おやすみ○○ちゃん、大好き」
その日の電話はそれで終わった。
707 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/28 22:55 ID:N5ZBhT8n
俺胸糞わるいやつだな…。ちょっと休憩するよ
709 :ぜっつ:04/06/28 23:00 ID:mct7J847
んなことないよ。きっと俺も同じ立場なら同じことするんじゃないかな。
710 :えっちな21禁さん:04/06/28 23:12 ID:I/lrQUuQ
あー・・・彼女の浮気か・・・・。
さんざっぱらやられたなぁ・・・。
浮気相手の家に行くと知っていながら、
深夜に「友達の家に行くお金がない」
と言ってタクシー代出してやったりしたっけかな・・・。
思い出しただけでムカムカしてきた
715 :えっちな21禁さん:04/06/28 23:24 ID:9ChInYdR
裏切られた事ある人ならこうなるの、凄く分かると思うけどな・・・
721 :えっちな21禁さん:04/06/29 01:10 ID:QML731Tk
俺も今の彼女に浮気された事あるんで気持ちは判るなあ…
かなり詳しく問いただしてしまったよ。
まだ続いてるけど俺の中では冷めてるかも。
新しい彼女見つけるまでの繋ぎとか。
俺の事好きって言いながら他の男とヤッてんだから、
女ってたいしたもんだよな。
俺も「あたしの事好き?」って聞かれないと好きだと言えなくなってしまった。
浮気する女と浮気する男、どっちも悪いのだろうけど、
俺は浮気する女は最悪だと思う。
722 :えっちな21禁さん:04/06/29 01:17 ID:AJATzeBa
さっさと切っちゃえよ、そんな女。
723 :721:04/06/29 01:27 ID:QML731Tk
もうちょっと利用してやってからすっぱり別れてやろうと思ってる。
まだまだ利用価値はあるからね。
今は都合のいいマンコとして使ってやってるつもりだけど、
俺の知らない所でまた浮気してるのかもな…
725 :えっちな21禁さん:04/06/29 02:52 ID:SZ/F4dry
>>723
激しく同意!!特に最後の2行!!
どうでもいいと思ってても気になる・・・
726 :えっちな21禁さん:04/06/29 02:53 ID:qGk6JQNy
>>723
最後の「…」が、おまいがまだ、そいつを好きって物語ってるぞ
769 :514 ◆QkRJTXcpFI :04/06/29 20:17 ID:zXgilhiV
>>706からの続きになります
翌日。今晩の彼女への電話で、彼女が浮気したのかどうかがわかる
そのこと考えると仕事の間ずっと落ちつかなかった。
もし彼女の言ったことがホントでなにもなかったのなら、疑った上に
彼女にカマ掛けた事をちゃんと謝る。
もし浮気があったのなら…って所で、正直どうすればいいのか悩んで
1日を終えた。
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