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88 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 01:43:22.80 ID:YD/0t5XxO
意識が混濁していた。肉の塊のおかけで私は疲弊していた。
だんだん友里が消えていく。
だんだん肉豚が現われてくる。
「なんで泣いてるの。だれ、友里って」
と、怯える豚。
豚いわく、ピストン中、私がいきなりぶつぶつ呟き出して、つむっ
た目から涙一筋流れたそうだ。フィニッシュの時には小さく「友
里!」と断末魔の叫びを上げて肉の中に出したらしい。
91 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 01:53:13.25 ID:YD/0t5XxO
私はなんでもないと鼻をすすった。
風呂に入り体を洗ってもらう間、私は友里のことを考えていた。
友里と少しだけ向き合えた気持ちになれた。
嗚呼、困難を乗り越えるとはこの事か。
−−私たちは思い出の延長上に生きている。その思い出とどう向
き合うかで、未来が決まるんじゃないだろうか。
私の心は晴れ晴れとしていた。
今を、生きている。それを実感できた。
ちんちんを洗う豚を見た。私はこの肉の壁を乗り越えた。
この肉の壁はもう盾だ。
成長することとは何か。
一つの答えを私は出した。
思い出に勇気を持って向かい合うこと。
それもまた成長じゃないだろうか。
私の心は晴れ晴れとしていた。
肉豚は、話しにくそうにペラペラトークを続けていた。
88 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 01:43:22.80 ID:YD/0t5XxO
意識が混濁していた。肉の塊のおかけで私は疲弊していた。
だんだん友里が消えていく。
だんだん肉豚が現われてくる。
「なんで泣いてるの。だれ、友里って」
と、怯える豚。
豚いわく、ピストン中、私がいきなりぶつぶつ呟き出して、つむっ
た目から涙一筋流れたそうだ。フィニッシュの時には小さく「友
里!」と断末魔の叫びを上げて肉の中に出したらしい。
91 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 01:53:13.25 ID:YD/0t5XxO
私はなんでもないと鼻をすすった。
風呂に入り体を洗ってもらう間、私は友里のことを考えていた。
友里と少しだけ向き合えた気持ちになれた。
嗚呼、困難を乗り越えるとはこの事か。
−−私たちは思い出の延長上に生きている。その思い出とどう向
き合うかで、未来が決まるんじゃないだろうか。
私の心は晴れ晴れとしていた。
今を、生きている。それを実感できた。
ちんちんを洗う豚を見た。私はこの肉の壁を乗り越えた。
この肉の壁はもう盾だ。
成長することとは何か。
一つの答えを私は出した。
思い出に勇気を持って向かい合うこと。
それもまた成長じゃないだろうか。
私の心は晴れ晴れとしていた。
肉豚は、話しにくそうにペラペラトークを続けていた。