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768 中津川 jIzn4ThRRKxt:2011/04/02() 21:08:12.49 ID:
それから俺とミンミンは、懐かしい居酒屋を出た。そして俺はミンミンを送って行った、時間も遅かったから。 
ミンミンは今は実家を出て、一人で140㎡ぐらいの3LDKのマンションで暮らしている。 

マンションの中庭に小さな公園、と呼べないような公園があって、そこの幼児用のブランコに乗って話した。 
「ねえ、兄貴、やっぱ凄い悲しいの?それはあの女のことを愛してるから?」 
「どうなのかな、わかんないよ、俺バカだから 

「どうするつもりなの?これから。私はね、もう兄貴はあの家に帰らないほうがいいと思うのね」 
「だって、兄貴そんなに傷付いて普通じゃいられないでしょ?もう兄貴の悲しそうな顔見たくないよ」 
「住むところだったら、私がすぐに用意できるよ。なんなら今夜はこのまま私の部屋で泊まってもいいし」 

俺は愛想笑いで誤魔化して「今夜は帰るよ、しかたがないし」って言った。 
「そっか、やっぱまだあの女のこと愛してるんだね」 
「そうかもしれないな、なんせたった1年だけでも一緒に暮らしたんだから」 
「それに、愛してるのかって真正面から聞かれたら、愛してるって答えるよ」 

「可愛いところや、優しいところだってあったから、大事な存在だったことだけは確かだよ」 
「そっか、やっぱそうなんだね私にはそんなこと言ってくれたこと一度もないよね」 

そういうと、ミンミンはブランコを降りて一人でマンションの中に消えて行きました。 

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 名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/02() 21:08:30.53 ID:
なんか口調変わったな