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899  良介  03/07/01 18:31 ID:Lwsh4Iuc
千春との出会いは今から4年半前になる。
同じ専門学校で同じクラスになったのがきっかけだ。

出会った頃の千春にはいわゆる色気というものを感じた事がなかった。
この頃の女性は高校時代には禁止されていたであろうあらゆる策を講じ
色気を装う。
しかし千春にはそれが無かった。

活発でいつも明るく、化粧もしない。
そんな飾らない千春が私にはたまらなく魅力的だった。
私の他にも千春に想いを寄せる奴らはいたが、
それを巧みに笑ってあしらうのも千春ならではの技だ。

千春とつきあう事になったのはそれから1年後の事だった。
付き合ってからも千春は変わらなかった。
いつも友達のような感覚。でもそれが又嬉しかった。

900  良介  03/07/01 18:36 ID:Lwsh4Iuc
千春とのSEXは週に一二回程度。週末に私の家に泊まりに来る。
SEXの時の千春は普段と打って変って静かになり、恥じらいさえも見せる。

普段を感じさせない千春が性を見せる瞬間。
この時だけは女性の表情なる。私だけしか知らない表情だ。
そう思うとたまらなく愛しくなり、私自身、優越感にさえ浸ってしまう。
そして又、いつもの千春に戻ってゆく。

上京した私は都内にワンルームのアパートを借りていた。
狭い部屋だったが、千春と二人で過ごすには十分な広さだった。
千春といる時は いつまでもこんな日が続けばいいと思っていた。
他に何も望まなかった。